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本会議会議録

議会補足文書

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令和2年12月静岡県議会定例会
増田 享大(文教警察委員会委員長)委員長報告
発言日: 12/21/2020
会派名: 自民改革会議


○議長(山田 誠君) 次は、文教警察委員会委員長 増田享大君。
       (三十九番 増田享大君登壇 拍手)
○三十九番(増田享大君) 文教警察委員会における審査等の概要と結果について御報告いたします。
 今回、当委員会に付託されました案件は、第百三十四号議案「令和二年度静岡県一般会計補正予算」外一件及び請願第三号(その三)「子どもたちにゆきとどいた教育を求める請願」であります。
 最初に、公安委員会関係について申し上げます。
 まず委員から、新ビジョン評価書案に関し犯罪被害者支援条例等の支援制度がない市町に対する協力及び連携体制についてただしたところ、当局から、平成二十七年四月に静岡県犯罪被害者等支援条例を施行し現在までに県内の五市一町で犯罪被害者等支援条例が施行されている、条例の施行により支援制度が充実した市町においては警察では提供できない地域の実情に応じた生活面の支援を受けられることから未施行の市町の支援制度の充実整備につながるよう条例施行済み市町の具体的な運用状況等について未施行の市町からの照会に応じ積極的に情報提供している、また市町の犯罪被害者支援担当者や弁護士、医師などの有識者をメンバーとする各警察署の犯罪被害者支援連絡協議会ではこうした情報提供と合わせて仮想の事件事故事例を用いた犯罪被害者支援シミュレーションを行い警察と市町が連携して支援を行っていく意識の醸成も図っているとの答弁がありました。
 次に、本県の特殊詐欺事件における暴力団介在の実態についてただしたところ、平成二十六年から昨年までの間に六代目山口組藤友会幹部などによる事件をはじめとする特殊詐欺事件を検挙しさらに昨年十月から本年十一月までの警視庁との合同捜査により六代目山口組三代目弘道会傘下組織幹部などによる特殊詐欺事件も検挙した、これらの事件において東京都内などのかけ子グループと県内で受け子を調達する手配グループ、現金を回収する受け子グループなどそれぞれの役割に県内の暴力団やその周辺者が介在していたことを確認したとの答弁がありました。
 そのほか、議案第百三十九号に関し他県の条例改正の状況及び四月二日に遡及して手当を支給する対象人数と影響額、新東名高速道路県内全区間の六車線化及び最高速度百二十キロ化に伴う課題と対策、災害発生時における警察車両や発電機等の燃料確保策などについても質疑等がありました。
 次に、教育委員会関係について申し上げます。
 まず、請願第三号(その三)に関し市町立学校の耐震化の状況及び見通しについてただしたところ、市町立小中学校施設の耐震化率は令和二年四月一日現在九九・八%である、耐震性がないと判定された六棟は過去に耐震性能を有すると判定されていたが大規模改修等の際に改めて耐震診断を実施したところ所定の耐震性能を有しないと再判定されたものである、六棟のうち五棟については文部科学省の交付金を活用した耐震補強工事が今年度中に完了する予定であり、最終的には令和五年度末に耐震化率一〇〇%となる見通しであるとの答弁がありました。
 次に、今年度のコロナ禍における教育実習の実施状況及び来年度の新任教員に対する懸念と担任としての配置予定についてただしたところ、小中学校では感染症対策をした上で可能な限り実習を実施し大学でも教育実習に代わる単位の取得を認めている、新任教員には指導教員を配置して一人一人の指導計画に沿った初任者研修を実施し年間を通して学校全体で丁寧に指導しているため特に懸念はなくこれまでと同様担任を任せると思うがより一層丁寧な指導、支援が必要である、高等学校では大半の学生が教育実習を受けている、新任教員は原則副担任として配置するため大きな懸念は持っていないが採用予定者に教育実習の実施の有無を再度確認し実習を受けられなかった学生がいればあらかじめ学校にそれを伝えて配慮する、特別支援学校では実習が受けられなかった学生は受入れを予定していた学校や大学が用意した代替プログラムを受けており特に懸念はないが一人でクラスを持つことがない学校へ配置するなどの配慮をしたいとの答弁がありました。
 そのほか、議案第百三十四号に関し解体工事スケジュールの変更理由、特別支援学級担任の特別支援学校教諭免許状取得率と取得率向上策及び数値目標の設定、新型コロナウイルスに係るいじめや誹謗中傷に対する県教育委員会の対応などについても質疑等がありました。
 以上が当委員会における審査等の概要でありますが、結果といたしましては議案第百三十四号及び第百三十九号は全員一致をもって、それぞれ原案どおり可決すべきものと決定し、請願第三号(その三)は全員一致をもって不採択とすべきものと決定いたしました。以上で委員長報告を終わります。(拍手)
○議長(山田 誠君) 以上で常任委員長の報告は終わりました。
 常任委員長の報告に対し、質疑はありませんか。
        (「質疑あり」と言う者あり)
○議長(山田 誠君) 質疑がありますので、議事の都合により休憩します。

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