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令和3年6月静岡県議会定例会
意見書案の提出及び採決 【 採決 】 発言日: 07/19/2021 会派名: |
○議長(宮沢正美君) 報告します。書記に朗読させます。
(書 記 朗 読)
令和3年7月19日
静岡県議会議長 宮 沢 正 美 様
意見書案の提出について
下記意見書案を別紙のとおり提出する。
記
1 梅雨前線に伴う大雨による災害対策に関する意見書
衆議院議長財務大臣 国土交通大臣
参議院議長総務大臣 環 境 大 臣 あて
内閣総理大臣農林水産大臣 内閣府特命担当大臣(防災)
静岡県議会議長 宮沢 正美
梅雨前線に伴う大雨による災害対策に関する意見書(案)
梅雨前線の影響により令和3年7月1日から降り続いた雨は、本県各地で記録的な雨量となり、
7月3日に、熱海市で大規模な土石流災害を引き起こしたほか、沼津市では住宅の流失や黄瀬川大
橋の損傷、さらには県東部の広範囲な浸水被害を発生させた。
特に、熱海市伊豆山地区での大規模な土石流による濁流は、多くの住宅等を一瞬にしてのみ込み、
多数の死傷者が出るなど、甚大な被害をもたらした。
コロナ禍により県民が様々な負担を強いられる中、また、今後も予想される降雨、襲来する台風
を踏まえると、被災者が1日も早く安全・安心な生活を取り戻すために、被災者の当面の安全確保
や心理的ケア、生活及び交通インフラの早期復旧など万全の措置を講じていくことが必要である。
また、本災害を契機として、災害発生の原因等を解明し、豪雨災害防止対策の見直しを行い、県
内全域における同様な災害の発生防止対策を早急に実施することも必要である。
現在、これらの課題解決のために、本県と関係自治体等が連携し全力を挙げているところである
が、新型コロナウイルス感染症の影響が続く中、取組を早急に進捗させるには国による強力な支援
が必要不可欠である。
よって国におかれては、速やかな被災者の救援や被災地の復旧、災害の発生防止に向けた万全の
支援措置を講じられるよう、強く要望する。
以上、地方自治法第99条の規定により意見書を提出する。
○議長(宮沢正美君) 議事日程に追加して、意見書案の件を議題とすることに御異議ありませんか。
(「異議なし」と言う者あり)
○議長(宮沢正美君) 異議なしと認め、これを議題とします。
お諮りします。
本意見書案は趣旨が明瞭でありますので、説明及び委員会付託を省略し、原案どおり可決をすることに御異議ありませんか。
(「異議なし」と言う者あり)
○議長(宮沢正美君) 異議なしと認めます。本意見書案は、原案どおり可決されました。
議事の都合により休憩します。再開は午後一時とします。
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