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本会議会議録

答弁文書

開催別知事提案議員別代表質問一般質問検索用



平成28年9月静岡県議会定例会

盛月 寿美 議員(公明党静岡県議団)の 代表質問 に対する答弁

(質問日:09/27/2016番目)
答 弁 者副知事


○副知事(難波喬司君) 清水港の利用促進についてお答えをいたします。
 清水港は、本県を初め周辺地域の経済活動を支える港として発展を続けてまいりました。今また新たな発展のチャンスを迎えていると思っています。新東名高速道路や圏央道の延伸、中部横断自動車道の全線開通などによって広く関東から甲信までをカバーする交通ネットワークの要衝として、そして国際クルーズの拠点としてさらに発展すると思っていますし、そうしていかなければならないと思っております。
 来年三月からの大分との間のRORO船ですが、これはその形が実際にあらわれたものと思っています。これによりまして清水港のこれまでのサービスでありますコンテナあるいはばら貨物、そういったものに加えましてRORO船というサービスが加わるわけであります。これはですね、社会問題の解決にもつながるというふうに思っています。RORO船ではドライバーは当然乗船をいたしませんけれども、トラックのヘッド部分を除いてトレーラー部分を輸送しますので、今問題となっておりますトラックドライバーの厳しい労働条件あるいは担い手不足、こういった社会問題の解決にもつながるわけであります。このRORO船でありますけれども定期航路のこの利用というのは長距離トラック輸送から海上輸送プラス近距離のトラック輸送、こちらに転換をしていくと、これを促進することによりまして物流の効率化などさまざまな問題解決につながると思っております。
 このため県では、清水港の新規航路及び御前崎港の既設の航路の利用促進するためのRORO船定期航路利用者説明会を今年度県内外の九カ所で予定をしております。これまで県内三カ所で実施した説明会では合計百五十名を超える方々の参加をいただきました。その中で船会社や国土交通省、大分県、福岡県、港の利用促進団体等と連携をいたしまして荷主企業や物流事業者に対しまして航路サービスの情報を提供したところであります。来場者のアンケートではRORO船の活用について多くの回答者からぜひ検討したい、利用したいと、そういう積極的な回答をいただいております。十分なマーケットニーズを確認をしたところであります。
 県といたしましては、就航後の利用状況を調査分析し、新たな顧客獲得に向け具体的なRORO船の活用方法を提案するなどによりまして、週三便で運航を予定しています清水港の新規航路、週四便で運航している御前崎港の既設航路、これのさらなる便数の増加を実現をしたいというふうに思っています。またこの両港サービスの相乗効果を高めてまいります。
 これによりまして、北関東や名古屋圏までがRORO船利用の圏域となり、本県が我が国の経済活動を支える重要な物流拠点となり、経済の活性化につながるよう官民一体となって取り組んでまいります。以上であります。

お問い合わせ

静岡県議会事務局議事課

静岡市葵区追手町9-6

電話番号:054-221-3482

ファックス番号:054-221-3179

メール:gikai_giji@pref.shizuoka.lg.jp