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本会議会議録

質問文書

開催別知事提案議員別代表質問一般質問検索用



令和3年9月静岡県議会定例会 質問


質問者:

鈴木 節子 議員

質問分類

質疑

質問日:

10/05/2021

会派名:

日本共産党静岡県議会議員団


質疑・質問事項:

1 第100号議案 「令和三年度静岡県一般会計補正予算」 について
 福祉系高校修学資金貸付事業費助成
 新型コロナウイルス感染症対策事業費助成
 外国人患者受入環境整備事業費助成


○議長 (宮沢正美君)  これで中谷多加二君の質問は終わりました。 (拍手)
 次に、 議案に対する質疑を行います。
 通告により、 一番 鈴木節子君。
        (一番 鈴木節子君登壇)
○一番 (鈴木節子君)  日本共産党の鈴木節子です。
 通告に従い、 第百号議案 「令和三年度静岡県一般会計補正予算」 について質疑を行います。
 まず初めに、 福祉系高校修学資金貸付事業費助成について伺います。
 この事業は、 介護分野への就職者数の増加を図るため福祉系高校の生徒に対し返済免除付修学資金の貸付けを実施するものです。 介護福祉士の資格取得を目指す福祉系高校卒業生は資格取得後の介護職としての定着率が高く、 こうした高校への支援を行うことによりさらなる介護分野への人材確保、 定着につなげるため条件を付して貸付金の返済を全額免除する事業を新規に立ち上げると受け止めております。
 何点か伺います。
 一点目に、 今後さらに必要となる介護人材を着実に確保していく必要がありますが、 介護人材をめぐる背景とこの事業目的、 事業内容を伺います。
 二点目に、 補正額四千二百万円の積算根拠について伺います。 県内の福祉系高校は六校と伺っていますが、 対象人数、 必要額をどのように積算したのか伺います。
 三点目に、 貸付金の返済免除条件について伺います。
 卒業後三年間介護分野の仕事に継続して従事した場合は返済を全額免除とありますが、 従事する施設の所在地、 介護福祉士登録の期限の条件はどういうものか。 また高校卒業後就職せず大学や専門学校に進学した場合や就職を介護分野ではなく障害福祉分野にした場合取扱いはどうなるのか伺います。
 四点目に、 貸付対象と条件について伺います。
 対象は介護福祉士資格の取得を目指す福祉系高校の生徒とありますが、 高校生ですので未成年です。 貸付先は保護者か、 連帯保証人が必要なのか、 また所得制限はつけるべきではないと考えますが保護者及び世帯の所得制限があるのか伺います。
 五点目に、 高校生等奨学給付金や生活福祉資金の貸付けなどを受けている場合併用できるのか伺います。
 続いて、 新型コロナウイルス感染症対策事業費助成のうち、 外国人患者受入れ環境整備事業費助成について伺います。
 この事業は、 外国人患者を受け入れている医療機関に対し医療通訳等の職員配置や施設内表示の多言語化に要した費用を補助するものです。 県内で就労、 生活する外国人の方が新型コロナウイルス感染症で診察や治療を受け入院するケースも多々あります。 外国人患者受入れにおける課題、 事業目的と事業内容を伺います。 また医療通訳等職員とはどのような人を想定しているのか。 また命に関わる緊急性が求められる場合もありますが配置の仕組みはどのようなものか伺います。 以上、 答弁を求めます。
○議長 (宮沢正美君)  石田健康福祉部長。
○健康福祉部長 (石田 貴君)  鈴木節子議員にお答えいたします。
 第百号議案 「令和三年度静岡県一般会計補正予算」 についてのうち、 福祉系高校修学資金貸付事業費助成についてであります。
 一点目、 介護人材をめぐる背景と事業目的、 事業内容につきましては団塊の世代が七十五歳以上となる令和七年には約五千七百人の介護職員が不足すると見込まれるなど介護人材の確保は喫緊の課題となっていることを背景としております。
 本事業の目的は若者の介護分野への就業促進であり、 事業内容は福祉系高校の生徒に対し介護実習費などに対する修学資金を返還免除条件を付して貸し付けるものであります。
 二点目、 補正額四千二百万円の積算根拠につきましては、 県内全ての福祉系高校在校生に対して実施したアンケート結果に基づき貸与を希望している生徒二百七十七人を対象人数として一人当たりの貸付限度額を乗じた額を所要額として積算しております。
 三点目、 貸付金の返還免除条件につきましては免除となる施設の所在地は県内とし介護福祉士の登録期限は高校卒業後一年以内としております。 また進学した場合は卒業するまでの間返還を猶予いたします。 障害福祉分野に就職した場合も三年間県内で従事することで返還を免除いたします。
 四点目、 貸付対象と条件につきましては本事業の貸付対象者は福祉系高校に在学する生徒本人を貸付対象者とし保護者が連帯保証人となります。 また保護者及び世帯に対する所得制限は設定いたしません。
 五点目、 高校生等奨学給付金や他の貸付制度との併用につきましては他の貸付制度との併用は可能であります。
 次に、 新型コロナウイルス感染症対策事業費助成についてのうち、 外国人患者受入れ環境整備事業費助成についてであります。
 外国人患者の受入れにおける課題につきましては、 診察の際に担当する医師が正確に症状を聞き取ることや療養についての注意点を伝えることに制約が生じることがあるなど適切な医療の提供や療養が行えないことであります。
 次に、 事業目的につきましては外国人患者を受け入れる医療機関において適切な入院治療、 療養が提供される環境を確保するものであります。
 具体的な事業内容につきましては、 医療通訳の配置や患者とのやりとりに用いる資料などの多言語化、 外国人患者の対応に関する職員研修などであります。
 医療通訳等職員は、 医療、 保健分野における必要な知識と通訳に関する技能を持っている方などを想定しております。
 医療通訳等職員の配置につきましては、 専任職員の配置や電話等での医療通訳サービスの利用または併用など事業を実施する医療機関の必要度により対応していただける柔軟な仕組みとしております。 以上であります。
○議長 (宮沢正美君)  これで鈴木節子君の質疑は終わりました。

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静岡県議会事務局議事課

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