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本会議会議録

答弁文書

開催別知事提案議員別代表質問一般質問検索用



令和4年9月静岡県議会定例会

坪内 秀樹 議員(自民改革会議)の 一般質問 に対する答弁

(質問日:09/29/2022番目)
答 弁 者知事


○知事(川勝平太君) 坪内議員にお答えいたします。
 アーツカウンシルしずおかの取組の県全体への展開についてであります。
 アーツカウンシルしずおかはまちづくり、観光、福祉、教育など様々な分野の住民が主体となって行うアートプロジェクトを専門のディレクターが事業の開始前から終了後まで伴走する形で支援しております。議員はプログラムの数が二十二件と言われましたがそれは昨年度のものでございまして、昨年度は十三市町二十二件でございました。二年目の今年度は十七市町に増え、また三十一件へと着実に拡大しております。
 スポーツ、文化、芸術、芸能というのは本来お祭りなどに代表されますように子供の生活や住民の生活に根づいたものであります。全ての県民がつくり手、表現者として参加できるアートプロジェクトは地域の課題に文化、特に芸術の視点から取り組む契機となって地域社会の活性化につながることから、今後さらに県内各地に多彩な取組が展開されるように取り組んでまいります。
 まずは、地域の文化振興を担う市町や文化協会をはじめ様々な分野の方々にこの取組の意義を御理解頂くことが重要です。今年度アーツカウンシルでは全市町に対し昨年度の取組実績をお知らせするとともに、各地域の文化芸術の置かれた状況、潜在的なニーズの聞き取りなどを行っておりまして、必要に応じて専門家を派遣するなど新たなプロジェクトの創出に取り組んでいるところであります。
 また、これまでアートを身近に感じてこなかった方々にもプロジェクトの担い手として参加していただけるようにアーティストが地域に一定期間滞在するマイクロ・アート・ワーケーション事業を展開しておりまして、昨年度は全国から六十一名のアーティストに県内各地域との出会いの場を提供したところであります。さらに地域の企業にアートプロジェクトに積極的に関わり支えていただくため企業が住民とアーティストとのワークショップを行うモデル事業を実施しておりまして、今年度は企業経営者にアートプロジェクトへの理解を促進するためのフォーラムの開催も予定しております。
 来年度は、東アジア三国におきまして中国の四川省の省都成都市、梅州市そして韓国の全州市と並びまして日本では静岡県が東アジア文化都市として選定されました。いわば日本の文化の首府という形で二〇二三年はふじのくに静岡県がデビューする年であります。本県ふじのくに文化を国内外に向けて発信する重要な年と捉えております。これまで中国、韓国との地域外交の蓄積がございますが、これに中国、韓国の文化都市との交流をも加えまして本県において年間を通じて本県発の文化芸術イベントを切れ目なく開催したいと考えております。
 この機会に、全国に先駆けて進めてまいりましたふじのくにの多彩なアートプロジェクトをさらに活発化して各地への展開を促すことによって、社会の様々な分野においてイノベーションが生まれる創造的な地域づくりにつなげてまいりたいと考えております。
 その他の御質問につきましては、副知事、関係部局長から御答弁を差し上げます。

お問い合わせ

静岡県議会事務局議事課

静岡市葵区追手町9-6

電話番号:054-221-3482

ファックス番号:054-221-3179

メール:gikai_giji@pref.shizuoka.lg.jp