ここから本文です。
本会議会議録
議会補足文書
令和元年６月静岡県議会定例会
| 木内 満 【 討論 】 発言日： 07/08/2019 会派名： 自民改革会議 |
○議長（鈴木利幸君） 次に、十五番 木内 満君。
（十五番 木内 満君登壇 拍手）
○十五番（木内 満君） 私は、自民改革会議を代表し、今定例会に知事から提出された第百五号議案から第百二十六号議案までの全ての議案に賛成し、賛成の理由と若干の意見を述べて賛成討論といたします。
初めに、第百五号議案「令和元年度静岡県一般会計補正予算」のうち子供の安全確保対策についてであります。
川崎市でスクールバスを待っていた小学生らが襲われ二人が亡くなった痛ましい事件など子供の安全が脅かされる事件事故の発生を受け、我が会派は五月二十九日に登下校中における子供の安全確保対策を一層強化するよう地域の連携強化、通学路の安全対策、自動車の安全運転の確保、子供が危険回避するための対策の四項目を知事に対して緊急要請したところであります。これに対し、県はオール静岡で取り組む対策として警察、自治体、防犯ボランティア団体の協働による見守り活動の強化、可搬式街頭防犯カメラの増設、小学校における子供の体験型防犯講座の拡充、通学路、通園路等の安全対策などを盛り込んだ静岡県子供の安全確保緊急対策アクションを取りまとめこれらに必要な経費を補正予算に計上しており迅速かつ我が会派の要請に添った対応として評価できる内容となっております。
次に、豚コレラ対策についてであります。
豚コレラは、人への感染はないものの強い伝染力と高い致死率が特徴であり一たび感染が発生すれば当該養豚場等の全ての豚を殺処分することとなり養豚農家等への影響は甚大なものとなります。このため我が会派は五月二十八日に感染防止対策の強化、経営継続支援、風評被害防止、水際対策強化の四項目を知事に対して緊急要請したところであります。
これに対し、県は既存予算による対策を早期に着手するとともに長期的な対策については補正予算により対応するとし、湖西市の消毒ポイントの継続や野生イノシシ対策として養豚場への侵入防止柵の設置に対する補助制度の新設を行うとともに万が一県内で豚コレラが発生した場合に備え、国からの手当金が支給されるまでのつなぎ資金や経営再建に必要な融資に関する利子補給制度を創設するための経費などを計上しており、豚コレラの発生防止対策とともに万が一の場合も想定した内容となっており我が会派の要請に応えたものとなっていることを評価し賛成するものであります。
補正予算以外の議案につきましては、法律改正に伴い必要となる条例の改正や事業執行に必要な契約締結等に関するものであるため必要不可欠なものとして賛成するものであります。
以上、今回提案されました全ての議案に賛成の立場から賛成の理由を申し上げました。満場の議員の賛同をお願いし、討論といたします。（拍手）
お問い合わせ
Copyright © Shizuoka Prefecture. All Rights Reserved.