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本会議会議録

議会補足文書

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平成27年12月静岡県議会定例会
東堂 陽一(厚生委員会)委員長報告
発言日: 12/21/2015
会派名: 自民改革会議


○議長(吉川雄二君) 次は、厚生委員会委員長 東堂陽一君。
       (四十五番 東堂陽一君登壇 拍手)
○四十五番(東堂陽一君) 厚生委員会における審査等の概要について御報告いたします。
 今回、当委員会に付託されました議案はありませんので、所管事項について調査を行いました。
 最初に、健康福祉部関係から申し上げます。
 まず委員から、地域あんしん見守り協定の特徴及び期待される効果についてただしたところ、当局から、この協定はコンビニエンスストアチェーン四社と締結し、県内約千五百店舗において来店する高齢者や児童、障害者に虐待や認知症による徘回等の異状が疑われた場合に各コンビニエンスストアの従業員が関係機関に適切に連絡をとるというものである、全国に先駆けて本県が独自に作成した地域の見守り活動や虐待の気づきの視点などを掲載しているふじのくに見守り手帳を活用し、高齢者、児童、障害者の垣根なく包括的に見守りを行うことが最大の特徴である、協定締結により気づき、見守り、支えるという県民意識の醸成を図り、地域において安心感が高まることが期待されるとの答弁がありました。
 次に、吉原林間学園の移転整備の方針についてただしたところ、当学園は築三十年が経過し施設が老朽化しており、また従来入所児童の中心であった不登校児童にかわり被虐待児が増加してきているという課題があった、そこで居室形式を大部屋から個室に変更するほか、新たに児童精神科医を配置し入所児童に対する医療支援を強化する、あわせて外来診療や市町職員等を対象とした研修を実施することにより、精神症状を呈する被虐待児や発達障害児を支援する拠点施設となることを目指していくとの答弁がありました。
 次に、ふじのくに型人生区分の普及啓発と具体的活用の取り組みについてただしたところ、公表後六十六歳から七十六歳の壮年熟期に当たる方が改めて就職するなど社会に対し前向きな意識の醸成が見られ、多くの高齢者から好評を博している、中国浙江省との交流の際にはふじのくに型人生区分に大きな関心が寄せられ、この取り組みは世界に通用するものとの手応えを得たところである、また今般公表した六十一万人の特定健診データの分析結果では新たに人生区分を活用した年代別の分析を加えたことにより健康課題の世代間格差が明らかになり、地域及び世代ごとの特性に応じたより具体的な健康増進事業の実施が可能となった、今後もさらなる健康寿命の延伸を目指し県内各市町に向けてふじのくに型人生区分の一層の普及啓発を図り、あわせて本県の先進的な取り組みを国内外に向けて積極的に発信していくとの答弁がありました。
 そのほか、保育所等利用待機児童の増加への対策、静岡県子どもの貧困対策計画の検討状況、地域医療構想策定の進捗状況、発達障害者支援体制整備検討委員会で出された課題、薬物乱用防止の取り組みなどについても質問等がありました。
 次に、がんセンター局関係について申し上げます。
 静岡がんセンターにおける患者の不安解消に向けた取り組みについてただしたところ、病気のことを十分に理解できるように医療者が患者とコミュニケーションを図り治療の必要性を理解してもらうことが治療に対する不安の解消につながると考えており、本年四月から患者家族支援センターにおいて入院前から助言をすることで安心して治療に臨むことができるよう支援を行っている、またがんセンターを中心とする研究グループが二〇一三年に行ったがん体験者の悩みや負担等に関する実態調査の中間報告を公表したところであり、今後はその内容を詳細に分析し、よろず相談や患者家族支援センターでの相談支援に生かしていくとの答弁がありました。
 そのほか、放射線・陽子線治療の一体的運用の目的などについても質問等がありました。以上で委員長報告を終わります。(拍手)

お問い合わせ

静岡県議会事務局議事課

静岡市葵区追手町9-6

電話番号:054-221-3482

ファックス番号:054-221-3179

メール:gikai_giji@pref.shizuoka.lg.jp