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本会議会議録

議会補足文書

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令和5年6月静岡県議会定例会
阿部 卓也(建設委員会委員長)委員長報告
発言日: 07/12/2023
会派名:


○議長(中沢公彦君) 次は、建設委員会委員長 阿部卓也君。
       (六十六番 阿部卓也君登壇 拍手)
○六十六番(阿部卓也君) 建設委員会における審査等の概要と結果について御報告いたします。
 今回、当委員会に付託されました案件は、第八十三号議案「静岡県事務処理の特例に関する条例及び静岡県手数料徴収条例の一部を改正する条例」外十一件であります。
 まず委員から、議案第九十五号から議案第九十九号までに係る伊豆地域の有料道路事業に関し伊豆中央道と修善寺道路の料金徴収期限を延長する理由についてただしたところ、当局から、両道路は無料化に伴う交通量の増加により渋滞の悪化が予想されることや経年劣化による大規模修繕が見込まれることから料金徴収期限を延長し、あわせて有料道路事業を活用した静浦バイパスの整備により交通分散を図り伊豆縦貫自動車道の一部の役割を担う道路として高速性、定時性を確保していくとともに適切な維持管理を行っていくとの答弁がありました。
 次に、豪雨災害による復旧事業についてただしたところ、昨年九月の台風十五号と今年六月の台風二号の大雨により決壊した敷地川では大型土のうによる堤防機能の回復を図った上で鋼矢板と根固めブロックによる仮堤防を設置し今年の非出水期に順次改修工事を行うほか地元住民に対する丁寧な説明を行い安全性の確保に努めていくとの答弁がありました。
 次に、遠州灘海浜公園篠原地区基本計画の野球場に関し野球以外の利活用の考え方及び官民連携導入可能性調査のスケジュールについてただしたところ、県では野球以外のスポーツの開催など多目的な利活用についてヒアリング等を行い検討を進めている、また浜松市及び浜松商工会議所でもコンサート等の各種イベント等の情報収集を行っている、官民連携導入可能性調査については七月末からサウンディング型市場調査を実施し基本計画の素案を令和六年二月までに策定する予定であり、その後パブリックコメントを実施し令和六年六月議会で基本計画を公表する予定との答弁がありました。
 次に、熱海市伊豆山地区土石流災害の第三者委員会の内部検証の再検証について交通基盤部が所管する砂防法、都市計画法が対象となるか見解をただしたところ、行政対応に関わるものであるため対象となり砂防法については逢初川源頭部及び上流部の砂防指定地の指定範囲の判断の妥当性、都市計画法については無許可開発を行った業者への対応が適切であったかどうかが論点になるとの答弁がありました。
 そのほか、静岡市葵区杉尾地区、日向地区等の不適切盛土の処理方法及びスケジュール、建設産業の今後を担う学生の確保に向けた取組、災害発生時に備えた予算措置及び職員配置の在り方、バーチャルシズオカを活用した災害対応及び将来的な可能性などについても質疑等がありました。
 以上が当委員会における審査等の概要でありますが、結果といたしましては議案第八十三号、第八十五号から第八十九号まで、第九十三号及び第九十五号から第九十九号までは全員一致をもって、それぞれ原案どおり可決すべきものと決定いたしました。
 なお、議案第九十五号から議案第九十九号に係る伊豆地域における有料道路事業については、附帯決議を全員一致で可決いたしましたので、以下、全文を読み上げます。
 議案第九十五号から第九十九号に係る伊豆地域における有料道路事業について、以下の点について善処すべきである、一、ETC専用レーンの早期導入、二、料金割引の拡充、三、伊豆市、伊豆の国市、函南町など周辺地域における生活道路への流入に伴う諸課題への対応、四、有料道路事業により生じる損失補填引当金の活用を含めた伊豆地域の道路整備の加速化、以上決議するというものであります。以上で委員長報告を終わります。(拍手)

お問い合わせ

静岡県議会事務局議事課

静岡市葵区追手町9-6

電話番号:054-221-3482

ファックス番号:054-221-3179

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