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本会議会議録

答弁文書

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令和4年9月静岡県議会定例会

渡瀬 典幸 議員(自民改革会議)の 一般質問 に対する答弁

(質問日:09/30/2022番目)
答 弁 者交通基盤部長


○交通基盤部長(太田博文君) 県土強靱化に向けた道路のり面の防災対策についてお答えいたします。
 近年、全国的に土砂崩れ等の自然災害が激甚化、頻発化していることから地域の孤立化を防ぎ安全な移動が可能となる災害に強い道路の必要性が増しております。
 県が管理する道路で対策が必要な総数は千百四十五か所あり、継続してのり枠工や落石防護工などの道路のり面の防災対策に取り組んできております。そのうちアクションプログラムでは緊急輸送路上の事前通行規制区間において対策が必要な百八十七か所を優先的に進めることとし、今年度末までに約八割に当たる百四十五か所が完了する見込みであります。残る箇所についても防災・減災、国土強靱化のための五か年加速化対策の予算を積極的に活用し早期の完了を目指してまいります。残る九百五十八か所につきましては、昨年度末時点の完了は約三割の二百九十か所であることから緊急自然災害防止対策事業債等を活用し着実に対策を進めております。
 また、未対策の箇所につきましては、道路パトロールにおける変状の監視や毎年箇所ごとに実施する亀裂の有無などの点検により道路利用者の安全確保に努めております。加えて三次元点群データを用いたのり面の状況把握とドローンによる変状の確認など効率的、効果的な点検手法についても研究を進めてまいります。
 県といたしましては、今回の台風十五号をはじめ自然災害が激甚化する中、計画的に道路のり面の防災対策を推進することで信頼性の高い道路ネットワークの確保に努め県民の皆様の命を守り安全・安心につながる地域づくりに取り組んでまいります。
 次に、森町袋井インター通り線の整備についてであります。
 森町袋井インター通り線は、新東名森掛川インターチェンジから東名袋井インターチェンジを経由し袋井市新池に至る十四・一キロメートルの都市計画道路であり、中遠地域の産業振興や観光交流の促進に寄与する路線であります。このうち十・六キロメートルが概成し、現在未供用の二区間のうち森町円田地内の一・二キロメートルを県が事業化しております。
 未事業化区間である県道山梨敷地停車場線から市道山科深見線までの二・三キロメートルにつきましては、平成三十年度から県と袋井市、森町による勉強会において事業主体や整備方針等について協議を重ね昨年度末に三者が連携して整備を行う方針を決定いたしました。本年度この方針に基づき市町との協議を進めた結果、三者の役割分担として八月に県が中央の太田川を渡河する大規模橋梁を含む〇・九キロメートル区間、森町が北側〇・五キロメートル区間、袋井市が南側の〇・九キロメートル区間を整備することで合意に至ったところであります。今後早期事業化に向け三者により整備主体や今後の維持管理についての覚書を締結するとともに、測量や地質調査などの必要な調査検討を進めてまいります。
 県といたしましては、新東名、東名、国道一号を結ぶ南北軸として重要な役割を担う森町袋井インター通り線について引き続き袋井市、森町と連携して全線供用に向けた取組を推進し中遠地域における交流拡大や安全・安心の確保に努めてまいります。以上であります。

お問い合わせ

静岡県議会事務局議事課

静岡市葵区追手町9-6

電話番号:054-221-3482

ファックス番号:054-221-3179

メール:gikai_giji@pref.shizuoka.lg.jp