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本会議会議録

答弁文書

開催別知事提案議員別代表質問一般質問検索用



令和2年6月静岡県議会定例会

四本 康久 議員(ふじのくに県民クラブ)の 一般質問 に対する答弁

(質問日:07/01/2020番目)
答 弁 者教育部長


○副議長(良知淳行君) 長澤教育部長。
       (教育部長 長澤由哉君登壇)
○教育部長(長澤由哉君) ヤングケアラーへの支援についてお答えいたします。
 ヤングケアラーとは、一般的に病気などにより家族に援助を必要とする人がいる場合に大人が担うような責任を引き受け家族の世話や介護等を行っている十八歳未満の子供たちのことと認識しております。
 学校生活におきまして遅刻や欠席が多い、学習意欲が低下しているなど児童生徒の様子に変化が見られる場合、担任をはじめとした教員が子供の置かれている状況を把握し教員間で連携して対応しております。さらに必要に応じて心理の専門家としての立場からスクールカウンセラーが悩み事の相談に乗り児童生徒が抱える問題や不安の解消を図るよう努めております。
 ヤングケアラーにつきましても、このように何らかの問題を抱えている場合が想定されますがヤングケアラーという言葉やその概念につきましては十分に認識されておらず家族の介護など家庭内の問題に学校がどこまで踏み込んでよいのかという戸惑いもあります。こうしたことから児童生徒の状況を十分に把握できず必要な支援につながっていない現状もあるのではないかと考えております。
 このため、まずは教職員を対象とした各種研修会を通してヤングケアラーについての理解を深めるとともに、早期の発見に努め迅速に対応できるよう体制を整備してまいります。またヤングケアラーである児童生徒やその家庭に対してスクールソーシャルワーカーが中心となり福祉部門などの関係機関と連携し適切な支援策が受けられるよう組織的に対応してまいります。
 県教育委員会といたしましては、日頃から児童生徒に寄り添い僅かな変化にも気を配り迅速できめ細かな対応をすることによりヤングケアラーを含め誰一人取り残さない教育の実現に取り組んでまいります。以上であります。

お問い合わせ

静岡県議会事務局議事課

静岡市葵区追手町9-6

電話番号:054-221-3482

ファックス番号:054-221-3179

メール:gikai_giji@pref.shizuoka.lg.jp