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本会議会議録

答弁文書

開催別知事提案議員別代表質問一般質問検索用



平成29年2月静岡県議会定例会

宮城 也寸志 議員(自民改革会議)の 一般質問 に対する答弁

(質問日:02/27/2017番目)
答 弁 者副知事


○副知事(難波喬司君) 農業の競争力を強化する基盤整備についてお答えをいたします。
 農産物の輸出促進や貿易自由化交渉の進展等により国内外の産地間競争が一層激化しております。そういう中で本県農業が攻めの農業に転換していくためには、意欲ある担い手の経営基盤の強化を図ることが急務です。個々の担い手が思い描く経営規模の拡大や農業生産の省力化、低コスト化、農作物の高品質化、高機能化、多収量化等による高付加価値化の営農戦略に即した環境づくりを進めることが重要です。
 このため、農地という基盤の整備につきましては、菊川市の河東地区ほか三十四地区において規模の拡大と農作業の効率化を図る大区画化や各田畑へ適時適量の用水を供給し水管理を大幅に軽減するパイプライン化、農作物の収量を増加し品質の向上を図る地下水位制御システムの導入等の基盤整備を進めております。また農地中間管理機構と連携し農地の集積・集約化を促進をしています。
 来年度からは、小山町のアグリふじおやま地区において温度、湿度、二酸化炭素などをコントロールする統合環境制御システム等によりコスト削減をする、あるいは高品質な農産物の安定出荷を可能とする次世代型施設園芸の規模拡大のための基盤整備に取り組むこととしております。また農業経営のさらなる規模拡大の進展や作付品種の多様化に伴う水管理の複雑化や労力の増大に対応するため、ICT技術を活用した農業用水のセンサー等による遠隔操作化や自動給水システムなどの農地の基盤整備に関する研究開発も進めてまいります。これらとあわせてIoTやAIといった先端技術を取り入れた革新的な生産技術開発、新商品開発に挑戦し、農業生産の飛躍的な向上を目指してまいります。
 県といたしましては、地域の営農戦略に即した基盤整備を重点的に推進するとともに先端技術の研究開発にも積極的に取り組み、本県農業の競争力の強化を図るとともに心豊かに生き生きと暮らせる農村づくりに努めてまいります。以上であります。

お問い合わせ

静岡県議会事務局議事課

静岡市葵区追手町9-6

電話番号:054-221-3482

ファックス番号:054-221-3179

メール:gikai_giji@pref.shizuoka.lg.jp