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令和3年2月静岡県議会定例会
和田 篤夫(建設委員会委員長) 【 委員長報告 】 発言日: 02/19/2021 会派名: 自民改革会議 |
○議長(山田 誠君) 次は、建設委員会委員長 和田篤夫君。
(三十四番 和田篤夫君登壇 拍手)
○三十四番(和田篤夫君) 建設委員会における審査の概要と結果について御報告をいたします。
今回、当委員会に付託されました案件は、第四十二号議案「令和二年度静岡県一般会計補正予算」外二件であります。
委員から、議案第四十二号に関し国の大型補正予算に伴う公共工事の円滑な執行に向けた取組及び建設業界の認識の把握状況についてただしたところ、当局から、本議案の議決後直ちに入札公告を行うとともに入札情報サービスPPIによる発注見通しの早期公表や工事着手日選択型工事の対象拡大、技術者の兼任要件の緩和など建設業界の限られた人工を有効に活用する仕組みを整えることで入札不調等の発生を防ぎ確実に工事を施工していく、一月二十八日に実施した静岡県建設業協会との意見交換会では国の防災・減災、国土強靱化のための五か年加速化対策等に伴う公共事業の予算増に期待しているが発注の平準化と発注見通しの公表に配慮してほしいとの意見があった、また地域の受注環境を適切に把握するため二月二十五日に再度意見交換会を開催し今回の補正予算に対する県の取組を情報提供する予定であるとの答弁がありました。
そのほか、都市公園管理運営費における指定管理料補の考え方、社会資本整備総合交付金事業における道路ネットワークの強化がもたらすポストコロナに向けた経済構造の転換、好循環の実現への効果などについても質疑がありました。
以上が当委員会における審査の概要でありますが、結果といたしましては議案第四十二号、第五十三号及び第六十号は全員一致をもって、それぞれ原案どおり可決すべきものと決定をいたしました。以上で委員長報告を終わります。(拍手)
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