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本会議会議録

答弁文書

開催別知事提案議員別代表質問一般質問検索用



平成29年6月静岡県議会定例会

落合 愼悟 議員(自民改革会議)の 一般質問 に対する答弁

(質問日:07/20/2017番目)
答 弁 者副知事


○副知事(吉林章仁君) 地域医療構想と地域包括ケアシステムについてお答えをいたします。
 県民の皆様が住みなれた地域で安心して暮らし続けることができますように、県では地域医療構想の実現を図ってまいりますとともに、医療、介護、予防、住まい、生活支援が一体的に提供されます地域包括ケアシステムが全市町において構築され運用できるように取り組んでおります。地域医療構想の進捗につきましては、地域医療構想調整会議におきまして各圏域における住民の医療機関での受診状況などのいわゆる受療動向や医療提供体制の現状分析に加え地域課題やその解決策などについて協議を重ねております。その結果高度急性期や急性期の病床から回復期の病床への機能転換が進むなど、地域医療構想が目指しますそれぞれの圏域にふさわしい調和のとれた地域医療の機能と提供体制の確保に向けまして構想の進捗が図られているところであります。
 平成三十年度からの第八次保健医療計画の策定につきましては、地域医療構想調整会議での議論を踏まえまして、急性期から回復期や在宅療養に至るまで圏域の特性に応じて必要な医療が提供される体制の構築を目指しております。各圏域におけます重点的な取り組みや施策の方向性など県民の皆様が安心して医療を受けることができる体制につきまして圏域独自の目標を新たに設定するなど、保健医療計画の圏域版が充実した内容となりますように努めてまいります。
 次に、地域包括ケアシステムの構築につきましては各地域での医療と介護を初めとする多職種によります密接な連携が重要となります。このため県では、静岡県在宅療養支援ガイドラインを作成するなど連携を担う人材の養成とICTを活用した情報の共有を進めまして、在宅での医療や介護の提供体制が充実しますように市町と連携して取り組んでおります。
 また、各市町の認知症施策を支援するために認知症疾患医療センターの指定や認知症サポート医の養成を行いまして身近な地域で相談や治療が受けられる体制の整備に努めております。
 県といたしましては、今後も市町や静岡県医師会など関係団体との連携を一層強化いたしまして効率的で質の高い医療提供体制と地域包括ケアシステムの構築を進めまして、県民の皆様が住みなれた地域で最期まで安心して暮らしていけるふじのくにづくりの実現に努めてまいります。以上であります。

お問い合わせ

静岡県議会事務局議事課

静岡市葵区追手町9-6

電話番号:054-221-3482

ファックス番号:054-221-3179

メール:gikai_giji@pref.shizuoka.lg.jp