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本会議会議録

答弁文書

開催別知事提案議員別代表質問一般質問検索用



令和2年9月静岡県議会定例会

宮沢 正美 議員(自民改革会議)の 一般質問 に対する答弁

(質問日:09/29/2020番目)
答 弁 者がんセンター局長


○副議長(良知淳行君) 小櫻がんセンター局長。
○がんセンター局長(小櫻充久君) 静岡がんセンターにおける看護師の質の向上に向けた取組についてお答えいたします。
 静岡がんセンターでは設立当初から日本一のがん看護を目指しております。治療は医師、患者のケアは看護師という役割分担の下その仕組みといたしまして全国初の多職種チーム医療を実践しております。
 その成果といたしまして、看護師のやりがいが向上し看護師の離職率は平成三十年度全国平均一〇・七%に対しまして静岡がんセンターは七%、令和元年度は四・三%とさらに低くなっております。この状況を継続していくため、パートナーシップ・ナーシングシステムの導入による新人看護師の教育サポート体制の整備や二十四時間保育が可能な院内保育所の整備など働きやすい環境づくりにも努めております。
 議員御指摘のとおり、静岡がんセンターでは平成二十一年度から全国初の病院立の認定看護師教育課程を設置しております。また今年度からは、特定行為研修を組み込んだ認定看護師教育課程を開講しておりまして医師の判断を待たず手順書により一定の診療の補助が行える看護師の育成に取り組んでおります。
 また、より質の高い看護を提供する専門看護師の育成にも力を注いでおりましてこれまで大阪大学、慶應義塾大学、さらに昨年度からは東京慈恵会医科大学の各大学院とも連携いたしまして、静岡がんセンターに勤務する志の高い看護師が働きながら連携先の大学院で学び研究能力を持つ高度な実践家の養成並びに専門看護師の取得を支援するシステムを構築しております。
 このような看護師のキャリアアップ支援の成果といたしまして、現在静岡がんセンターには専門看護師が十五名、認定看護師が四十六名在籍しておりましてこれは全国トップクラスの人数となっております。これらの専門、認定看護師が院内で組織横断的に他の看護師に知識と技能を伝授することで職場全体のがん看護のレベルが底上げされるという好循環を生んでおります。
 昨年発刊されました専門雑誌「がん看護」におきまして静岡がんセンターの看護実践の特集が組まれるというところまで進化をしております。
 現在、静岡がんセンターにおきまして専門、認定看護師及び特定行為研修修了者は在籍看護師の九%を占めておりますが、将来これを二五%まで増加させることを目標にしておりまして引き続き日本一のがん看護の維持向上に努めてまいりたいと考えております。以上であります。

お問い合わせ

静岡県議会事務局議事課

静岡市葵区追手町9-6

電話番号:054-221-3482

ファックス番号:054-221-3179

メール:gikai_giji@pref.shizuoka.lg.jp