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本会議会議録

答弁文書

開催別知事提案議員別代表質問一般質問検索用



令和5年6月静岡県議会定例会

大石 健司 議員(自民改革会議)の 一般質問 に対する答弁

(質問日:06/29/2023番目)
答 弁 者交通基盤部長


○副議長(鈴木澄美君) 勝又交通基盤部長。
○交通基盤部長(勝又泰宏君) 榛南地域における治水及び津波対策についてのうち、坂口谷川水災害対策をはじめとする榛南地域における治水の取組状況についてお答えいたします。
 県では、令和三年二月に牧之原市や吉田町などと榛南地域流域治水対策推進協議会を設置し、県管理河川六水系の流域治水プロジェクトを策定してこれらに基づく対策を実施しております。引き続き協議会において対策の実施状況の共有や進捗管理などを行い、関係者が連携して流域治水の取組を着実に進めてまいります。
 これに加え、坂口谷川につきましては、浸水被害が頻発する地区の対策をまとめた水災害対策プランを令和四年五月に策定し、県による本川の堤防かさ上げや市町による支川の拡幅、排水ポンプの増強などのハード対策と、ハザードマップによる水災害リスク情報の周知などのソフト対策に県と市町が連携して取り組んでおります。
 また、坂口谷川は昨年の台風十五号の浸水被害を踏まえて重点対策流域に位置づけており、今後浸水被害の要因分析を踏まえた効果的な対策を水災害対策プランへ追加して早期に浸水被害軽減を図ってまいります。
 県といたしましては、榛南地域の浸水被害の軽減に向けて流域の特性を踏まえて策定した計画に基づく対策を関係市町と連携して進めることにより、水災害に強い地域づくりに努めてまいります。
 次に、牧之原市相良地区海岸線の津波対策の進捗状況と今後の計画についてであります。
 県が管理する牧之原市の海岸約十三キロメートルにおける津波対策は、静岡県地震・津波対策アクションプログラム二〇一三に基づき整備を進め令和四年度末時点で約五キロメートルの堤防整備が完了しました。相良須々木海岸につきましては、背後に国道が近接し海側へ新たに堤防を築造することとなり、海岸に生息する貴重種の調査が必要となりました。このため早期に着手可能な落居地区から整備を始めて令和元年度に完了しました。現在は地頭方地区の整備を進めており、東沢川における河口部の対策も含め令和十二年度の完成を目指しております。
 相良海岸につきましては、御前崎遠州灘県立自然公園に指定されていることや国道が近接する地頭方地区とは異なり陸側への施設整備も可能であることから、砂浜が創り出す良好な環境や景観に配慮した堤防を計画してまいります。計画の策定に当たっては地元住民や海岸利用者の皆様にも御意見を伺い海岸の利用にも配慮した施設整備に努めてまいります。
 県といたしましては、津波による人的被害の軽減に向けて防護効果を最大限発揮する一連の堤防整備についてできる限り早期の完成を目指し取り組んでまいります。以上であります。

お問い合わせ

静岡県議会事務局議事課

静岡市葵区追手町9-6

電話番号:054-221-3482

ファックス番号:054-221-3179

メール:gikai_giji@pref.shizuoka.lg.jp