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本会議会議録

答弁文書

開催別知事提案議員別代表質問一般質問検索用



令和5年2月静岡県議会定例会

西原 明美 議員(自民改革会議)の 一般質問 に対する答弁

(質問日:02/22/2023番目)
答 弁 者副知事


○副知事(森 貴志君) リニア中央新幹線整備への県の対応についてお答えいたします。
 議員御指摘のとおり、大井川流域の市町、住民の皆様など関係者の御意見やお考えをしっかりと把握しそれを基に行動することが大変重要であります。
 大井川中下流域の十一利水者と流域八市二町及び静岡県は、平成三十年八月、リニア中央新幹線工事における大井川水系の水資源の確保及び水質の保全等について一体となって対応するため大井川利水関係協議会を設立いたしました。この協議会においてJR東海との調整及び交渉等を静岡県中央新幹線対策本部に委ねると決定されたことから、以後は県が窓口となってJR東海との対話を行ってきております。
 これまで、県は協議会の開催や構成員への意見照会、さらには幹部職員が構成員を直接訪問し意見交換を行うなど関係者の皆様の意向を把握しその意向を踏まえてJR東海との対話に臨んでおります。加えて本年度は流域市町長からの提案を受けて知事との意見を交わす場を設けるとともに、県地質構造・水資源専門部会委員と直接話し合う機会を設けるなどより一層の情報共有や意思疎通を図ってきているところであります。
 また、県職員が大井川流域をはじめ県内各地に出向きJR東海との対話の状況について説明する出前講座や地域の代表者にも御参加頂いている静岡県中央新幹線環境保全連絡会議において流域の皆様の意向も伺っております。御指摘の高速長尺先進ボーリングについてはこうした機会を通して多くの流域市町長からJR東海に対しトンネル工事に伴い県外に流出する地下水の戻し方についてボーリングとセットで提案してほしいとの御意見を頂いており、この御意見を踏まえ県として対応しているところであります。
 昨日、JR東海は本県からの要請に対する調整が整わないまま一方的に山梨県側から県境に向けた高速長尺先進ボーリングによる削孔を開始いたしました。極めて遺憾であります。JR東海には、双方向のコミュニケーションに努め地域が理解し納得できる対応をしていただけるよう強く求めています。
 県といたしましては、協議会をはじめ様々な機会を通してリニア中央新幹線整備に関する流域の市町や住民の皆様の思いの把握に努め、課題の解決に向けた建設的な議論を進められるよう引き続きJR東海との対話に真摯に取り組んでまいります。以上であります。

お問い合わせ

静岡県議会事務局議事課

静岡市葵区追手町9-6

電話番号:054-221-3482

ファックス番号:054-221-3179

メール:gikai_giji@pref.shizuoka.lg.jp