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本会議会議録

議会補足文書

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令和4年9月静岡県議会定例会
小長井 由雄(厚生委員会委員長)委員長報告
発言日: 10/14/2022
会派名:


○議長(藪田宏行君) 次は、厚生委員会委員長 小長井由雄君。
       (六十五番 小長井由雄君登壇 拍手)
○六十五番(小長井由雄君) 厚生委員会における審査等の概要と結果について御報告いたします。
 今回、当委員会に付託されました案件は、第百七号議案「令和四年度静岡県一般会計補正予算」外一件であります。
 最初に、健康福祉部関係から申し上げます。
 まず委員から、事故があった牧之原市の認定こども園に対する特別指導監査の実施状況等についてただしたところ、当局から、牧之原市と連携し九月九日、十三日、二十二日の三日間にわたり当該認定こども園の関係者延べ二十六名から事故当日の状況や送迎バスの運行状況も含めた施設の安全管理体制について聴取するとともに関係書類の検査を行った、現在は聴取した内容及び関係書類を分析し十月中旬をめどに監査結果を取りまとめ、関係法令等の違反が確認された場合には牧之原市と調整の上、認定こども園法に基づく勧告を行いたいと考えているとの答弁がありました。
 次に、議案第百七号に関し介護サービス事業所等物価高騰対策支援事業費の予算化に当たり実施した社会福祉施設への調査結果についてただしたところ、介護、障害、保育等の各分野において複数の事業所に対し聞き取りを行った結果、主に光熱費や燃料代の支出が大幅に増加しており静岡県老人福祉施設協議会などの関係団体からも同様の要望を頂いている、そのため今回の支援金については総務省の家計調査の世帯一人当たりの光熱費等の上昇分を参考に施設の定員当たりの単価を設定し施設側の申請が簡便になるような制度として予算化を図ったとの答弁がありました。
 次に、新型コロナ感染症発生届の対象の限定化の影響と健康フォローアップセンターの役割についてただしたところ、届出対象の方向けと対象外の方向けの二種類のチラシを作成し陽性判明時に医療機関に配付していただいたこともあり、問合せの件数は制度改正前に比べて特に増えておらず医療現場でも特に混乱はなかった、保健所では発生届の届出対象者が限定されたことで重症化リスクの高い方の対応に集中できるようになった、また健康フォローアップセンターは発生届の対象とならない方への食料支援や宿泊療養施設の入所依頼の受付、体調悪化時に看護資格を持った相談員による受診案内などを行っているとの答弁がありました。
 そのほか、議案第百十三号に関し条例の具体的な改正内容、子宮頸がんを予防するHPVワクチンの接種後に生じた症状の診療に係る協力医療機関の県中部地区への指定見込み、仮称医科大学院大学の設置目的や設置により見込まれる医師の県内への定着数、ヤングケアラーに対する支援の進状況とLINE相談の利用件数などについても質疑等がありました。
 次に、がんセンター局関係について申し上げます。
 静岡がんセンター開設二十年に当たりがんゲノム医療の定義及びがんセンターが目指す個別化がん治療の具体的内容についてただしたところ、ゲノム医療とはゲノム変異に基づいた検査や治療でありがんセンターが目指す個別化がん治療は患者ごとのゲノム解析により患者個々に合わせた最適な医療を提供することである、がんセンターが研究に参画するがん全ゲノム解析等における患者還元に関する研究をさらに推進するとともに、最終的には保険診療において患者個々のがんに最も適した治療を提供していきたいとの答弁がありました。
 そのほか、オンラインによるセカンドオピニオンの実施状況などについても質問等がありました。
 以上が当委員会における審査の概要でありますが、結果といたしましては議案第百七号及び第百十三号は全員一致をもって、それぞれ原案どおり可決すべきものと決定いたしました。以上で委員長報告を終わります。(拍手)

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静岡県議会事務局議事課

静岡市葵区追手町9-6

電話番号:054-221-3482

ファックス番号:054-221-3179

メール:gikai_giji@pref.shizuoka.lg.jp