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本会議会議録

答弁文書

開催別知事提案議員別代表質問一般質問検索用



平成28年6月静岡県議会定例会

前林 孝一良 議員(公明党静岡県議団)の 代表質問 に対する答弁

(質問日:06/28/2016番目)
答 弁 者教育長


○教育長(木苗直秀君) 文化振興への取り組みについてのうち、県立中央図書館のあり方についてお答えいたします。
 これまで県立中央図書館では、利用者をふやすために資料の充実やレファレンスサービスの強化に加え各種団体と連携した講座や展示、イベントを開催し県民に親しまれる図書館を目指してまいりました。
 また、所蔵資料をインターネットで閲覧できるデジタルライブラリーの整備を進めているほか本年度からは祝日開館やインターネット予約による貸し出しを始めるなど利用者の利便性の向上に努めております。
 一方、議員御指摘のとおり収蔵量が数年後に限界に達すること、施設の老朽化が著しく利用者の皆様に不便をおかけしていることは大きな課題であります。今後の県立中央図書館のあり方といたしましては、生涯学習社会実現のための図書館、ふじのくにのことなら何でもわかる図書館、市町立図書館を強力にバックアップする図書館、これら三つを目指すべき姿と捉えており、これを具現化していくためには抜本的な施設の再整備が必要であると考えております。
 県教育委員会といたしましては、県立中央図書館の果たすべき役割を踏まえさらに時代やニーズに合わせた新たな発想や可能性を取り入れ、機能や施設のあり方について早急に検討を進めてまいります。
 次に、幼児教育の方向性についてであります。
 幼児期は人間形成の基礎が培われる大切な時期であり、それゆえ近年子供たちの知的な発達や社会性を育む幼児教育への関心が高まっています。国においては平成二十七年度から子ども・子育て支援新制度が本格的に実施されるなど体制の整備が進められている状況を踏まえ、静岡県では本年四月に幼稚園や保育所、公立や私立の所管といった行政組織の枠を超えた専門機関として幼児教育センターを開設したところであります。
 今後、幼児教育センターでは、県内全体の幼児期の教育水準の向上のため関係組織や関係団体と協働しながら幼児教育から小学校教育への接続を円滑に進めるためのモデルカリキュラムの作成や大学と連携した教職員の研修プログラムの開発のほか幼児教育アドバイザーの育成、配置に関する調査研究などにも取り組むこととしております。
 また、近年指摘されている小学校入学時の環境への不適応、いわゆる小一プロブレムに対応するため教育委員会では本年三月に幼児期の教育と小学校教育の円滑な接続に関する方針を策定いたしました。幼児教育センターでは、この方針に基づき幼児教育にかかわる関係者間の一層の連携を図るとともに、県内における接続期の状況を詳細に把握し各市町の体制整備を支援してまいります。
 さらに、幼児教育の重要性についての理解を県民の皆様と広く共有することができるようマスコットキャラクターの公募やスマートフォンアプリケーションの開発、配信など情報発信にも積極的に取り組んでまいります。
 これらの取り組みにより、静岡県幼児教育センターは、オール静岡の体制で幼稚園、保育所、認定こども園を通しての幼児教育の充実と小学校教育への円滑な接続体制の整備に努めてまいります。以上であります。

お問い合わせ

静岡県議会事務局議事課

静岡市葵区追手町9-6

電話番号:054-221-3482

ファックス番号:054-221-3179

メール:gikai_giji@pref.shizuoka.lg.jp