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本会議会議録
議会補足文書
平成28年５月静岡県議会臨時会
| 議長の辞職 【 採決 】 発言日： 05/18/2016 会派名： |
○出 席 議 員（六十九名）
○欠 席 議 員（な し）
○副議長（杉山盛雄君） 開会に先立ちまして、新任の県幹部職員を御紹介いたします。
知事戦略監 白井 滿君。（挨拶）
地域外交監 増井浩二君。（挨拶）
政策企画部長 森 貴志君。（挨拶）
くらし・環境部長 木利夫君。（挨拶）
県理事 空港担当 林 正尚君。（挨拶）
農林水産戦略監 若原幸雄君。（挨拶）
交通基盤部長 村松 篤君。（挨拶）
出納局長 岩城徹雄君。（挨拶）
企業局長 望月 誠君。（挨拶）
以上で紹介を終わります。
午前十時三十六分 開会
○副議長（杉山盛雄君） ただいまから静岡県議会五月臨時会を開会いたします。
本日の会議を開きます。
○副議長（杉山盛雄君） 去る四月十四日に発生し、いまだに余震が続いている熊本地震により不幸にして亡くなられた方々の御冥福をお祈りをいたしますとともに、被災された皆様に心からお見舞いを申し上げます。また一日も早い復旧と生活、生業の安定を御祈念申し上げます。
○副議長（杉山盛雄君） それでは、会議録署名議員を指名いたします。
和 田 篤 夫 君
田 口 章 君
田 好 浩 君
以上の方々にお願いをいたします。
○副議長（杉山盛雄君） 報告します。
吉川雄二君から議長の辞職願が提出されています。書記に朗読させます。
（書 記 朗 読）
辞 職 願
今般一身上の都合により議長を辞職したいので、許可されるよう願い出ます。
平成28年５月17日
静岡県議会議長 吉 川 雄 二
静岡県議会副議長 杉 山 盛 雄 様
○副議長（杉山盛雄君） 議事日程に追加して、議長辞職の件を議題とすることに御異議ありませんか。
（「異議なし」と言う者あり）
○副議長（杉山盛雄君） 異議なしと認め、これを議題として採決します。
議長の辞職を許可することに御異議ありませんか。
（「異議なし」と言う者あり）
○副議長（杉山盛雄君） 異議なしと認め、議長の辞職を許可することに決定をいたしました。
○副議長（杉山盛雄君） 前議長吉川雄二君から退任の御挨拶があります。吉川雄二君。
（五十八番 吉川雄二君登壇）
○五十八番（吉川雄二君） 今般、私吉川一身上の都合をもって、県議会議長の職を辞することになりました。
顧みますに、昨年五月二十日就任以来一年、大過なく職責を全うすることができましたのもこれもひとえに議員諸兄並びに当局の皆様方のおかげと、吉川衷心より感謝を申し上げるものであります。
さて、議長の職を辞するに当たり、一言みずからの感懐を述べたいと思います。
今日、我々政の当路にある者は、よく三者の要素が必要だと言われております。一に学者、二に役者であります。そしてこの学者、役者という点において今日川勝知事の右に出る方はおられないようでございます。このことをまさに痛感した一年でございました。
さらに、易者であります。いわゆる先見性であります。政治は未来の選択であります。未来を選択するとき、社会主義者はみずからの理性を万全だとして理性に基づいて未来を選択すると言われております。それに比して保守主義者、我々保守主義者は人間の理性は不完全だとして歴史あるいは伝統に学ぶわけであります。したがって先見性の裏づけは歴史の知恵であり伝統の英知であります。この先見性の欠如により失政した例は古今東西枚挙にいとまがございません。卑近な例で申し上げるならば、戦前中部地方のある地域は東海道線開通の折これを反対して疲弊したと聞いております。ことほどさようであります。改めて先見性の必要性を痛感した一年でございました。
今後も、一議員として県勢発展に向けて鋭意努力をしてまいる所存でおりますので皆様方におかれましては今後とも御指導、御鞭撻、さらには御教導のほどをよろしくお願いを申し上げまして、辞任に当たっての挨拶にかえます。このたびはまことにありがとうございました。（拍手）
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