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本会議会議録

議会補足文書

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令和3年6月静岡県議会定例会
四本 康久(危機管理くらし環境委員会委員長)委員長報告
発言日: 08/16/2021
会派名: ふじのくに県民クラブ


○議長(宮沢正美君) 次は、危機管理くらし環境委員会委員長 四本康久君。
       (三十二番 四本康久君登壇 拍手)
○三十二番(四本康久君) 危機管理くらし環境委員会における審査等の概要と結果について御報告いたします。
 今回、当委員会に付託されました案件は、第八十八号議案「特定事業契約について(県営住宅佐鳴湖団地建替整備事業)」外三件であります。
 最初に、危機管理部関係から申し上げます。
 まず委員から、熱海市伊豆山地区において発生した土石流災害に関し県災害対策本部の初動体制と役割及び顕在化した課題についてただしたところ、当局から、発災後熱海市からの電話連絡を受け直ちに災害対策本部体制を取り職員を被災地へと派遣した、派遣職員を中心に熱海市への助言や情報共有を行い、関係機関との調整役となり熱海市が動きやすいようサポートするとともに、熱海市が必要とする支援に応じた県の窓口を整理して市に提供した、しかし現場ではマニュアルにない事態に直面することがあったため今回のことを教訓に現場の意見を出し合い、マニュアルどおりに対応できるものか検証し何が必要かを導き出す作業の重要性を認識したとの答弁がありました。
 次に、議案第九十六号及び本日付託された議案第九十七号におけるまん延防止等重点措置に係る本県の対応方針に関し対象地域の指定基準、時短要請の対象となる店舗数及び協力金の支給要件についてただしたところ、県東部地域については感染状況の悪化及び病床の迫を受け対象地域と決めた静岡市、浜松市については人口規模が大きいため感染者の実数が多いこと、大規模集客施設が人流を招くことによる感染リスクが非常に高いことの二つの観点から両政令市を対象とした、さらにその後に感染拡大が見られた焼津市、藤枝市及び磐田市を追加し二十五市町を対象とした、対象店舗数については二十五市町で飲食店が約二万八千九百店舗あり、そのうち五〇%に当たる店舗を協力要請の対象店舗と想定している、また協力金の支給要件については県のホームページに例を挙げているが、ふじのくに安全・安心認証の取得または申請をしていること、業界団体のガイドラインの遵守や市町が実施している認証を取得しステッカー等を貼っているなど十分な感染対策が行われることとしているとの答弁がありました。
 そのほか、ふじのくに安全・安心認証制度促進事業費助成の申請件数、決定件数及び支払い状況、沼津市、下田市における県独自の時短要請の実施状況及び協力金の申請方法、地震・津波対策等減災交付金の市町への周知方法及び活用状況、原子力災害広域避難計画に関し未策定市町の状況、総合防災アプリの機能拡充への取組状況などについても質疑等がありました。
 次に、くらし・環境部関係について申し上げます。
 まず、ふじのくに地球温暖化対策実行計画に関し現行計画における温室効果ガス排出量削減の現状と目標達成の見込み及び次期計画の削減目標達成に向けた具体的な方策についてただしたところ、現行計画における直近の県内排出量は二〇一八年度に二〇〇五年度比で一八・二%の削減となっており、過去の推移から計算すると現行計画での目標はほぼ達成できると考えている、今後は徹底した省エネルギー対策、再生可能エネルギーの導入促進、技術革新の推進、森林整備等による吸収源の確保の四つの取組方針を柱とし国の計画も参考にしながら本県の取組を検討していくとの答弁がありました。
 次に、議案第八十八号及び県営住宅総合再生整備事業に関し県営住宅の建て替えに当たってPFI事業で実施する目的及び効果と今年度の方針についてただしたところ、民間の企画力、技術力を活用した建て替えや移転の支援といった良質なサービスの提供、事業費の縮減や入居者の負担軽減につながり、県営住宅事業の安定化や早期での事業効果の発揮が期待できる、今年度は佐鳴湖団地建て替え整備の事業着手及び麻機羽高団地建て替え整備の事業者選定を行うとともに、昨年度新型コロナウイルス感染症の影響で見送った居住改善事業を実施していく予定であるとの答弁がありました。
 そのほか、議案第九十六号に関し富士川の水質調査結果の活用方法、リニア中央新幹線工事による残土や生物多様性についてのJRとの対話の状況、今年度新たに県庁に配置した移住コーディネーターの役割、県災害対策本部への女性職員の参画、太陽光発電施設に関する環境影響評価の状況などについても質疑等がありました。
 以上が当委員会における審査等の概要でありますが、結果といたしましては議案第八十八号、第九十号、第九十六号及び第九十七号は全員一致をもって、それぞれ原案どおり可決すべきものと決定いたしました。以上で委員長報告を終わります。(拍手)

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