• 携帯電話向けページ
  • Other language
  • 文字サイズ・色合いの変更
  • 組織(部署)から探す
  • リンク集
  • サイトマップ
  • ホーム
  • くらし・環境
  • 健康・福祉
  • 教育・文化
  • 産業・雇用
  • 交流・まちづくり
  • 県政情報

ホーム > 静岡県議会 > 本会議会議録 > 答弁文書

ここから本文です。

本会議会議録

答弁文書

開催別知事提案議員別代表質問一般質問検索用



令和2年12月静岡県議会定例会

木内 満 議員(自民改革会議)の 一般質問 に対する答弁

(質問日:12/07/2020番目)
答 弁 者副知事


○副議長 (良知淳行君)  難波副知事。
○副知事 (難波喬司君)  富士山観光についてのうち、 富士登山における新型コロナウイルス感染症対策についてお答えをいたします。
 今年の夏の富士山五合目へ至る道路につきましては、 地元市町や山小屋の皆様からの閉鎖の要望に加え登山道や山小屋の閉鎖に伴い登山道の維持管理、 安全管理が困難となる観点からやむを得ず閉鎖の判断をしたものです。 五合目観光を期待していた交通事業者や観光事業者の皆様には、 関係者からもっと広く意見を聞いた上で決定してほしかったという御意見を頂いております。
 このため、 来年の夏の富士登山再開に向けて八月に富士山世界遺産課が事務局となり庁内関係課、 地元市町、 山小屋関係者に加え交通事業者、 登山ガイド組合、 地元観光協会の皆様が参加する検討会を設置しました。 山梨県にもオブザーバーとして参加を頂いております。 ここで新型コロナウイルス感染症対策について協議を重ねています。
 富士山における感染症対策は、 特定日の特定の場所に人が集中しやすいということを踏まえてエリア全体の入山者管理をどうすべきかという全体管理の問題と、 山小屋など密になりやすい場所の対策をどうするかという部分管理の両面から考える必要があります。
 全体管理につきましては、 特に混雑が想定される週末やお盆の時期について入山者総数をどう管理するかということ、 山小屋宿泊者総数の抑制や御来光前の時間帯に山に滞在する人数の分散など具体的な方法を検討してまいります。 また富士山に新型コロナウイルスが持ち込まれないよう入山者全員に対する検温や体調に関する聞き取り調査を行うなど、 入山前の管理体制を整えることが必須と考えております。 このような方法を実施可能で実効のあるものとするため、 具体的な場所や管理方法等につきまして地元自治体や交通事業者等との調整を進め早急に対策を確定してまいります。
 部分管理では密が発生しやすい山小屋での対策が重要です。 医療の専門家の助言を頂きながら山小屋関係者等との議論を重ねております。 十月末の中間案では、 パーティションの設置によるソーシャルディスタンスの緩和など感染予防対策と営業の両立が可能な内容に整理されてまいりました。 今後登山者の視点で検証しより実践的な対策案を作成してまいります。
 来年度の感染症対策の実現には、 山小屋におけるパーティションの設置など新たな経費が必要となります。 当初予算に向けて支援制度の検討を進めてまいります。 来年の開山時にはしっかりとした準備が整っていることはもちろんでありますが、 対策が取られて安心して入山ができるという情報を早めに提供する必要がありますので早急に対策を決定してまいります。
 来年の夏は、 万全な感染症対策を行い多くの皆様に安心・安全な富士登山や富士山観光を楽しんでいただけるよう様々な関係者の皆様と協力して取り組んでまいります。 以上であります。

お問い合わせ

静岡県議会事務局議事課

静岡市葵区追手町9-6

電話番号:054-221-3482

ファックス番号:054-221-3179

メール:gikai_giji@pref.shizuoka.lg.jp