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本会議会議録

答弁文書

開催別知事提案議員別代表質問一般質問検索用



令和5年9月静岡県議会定例会

鈴木 啓嗣 議員(自民改革会議)の 一般質問 に対する答弁

(質問日:09/29/2023番目)
答 弁 者くらし・環境部長


○議長(中沢公彦君) 高畑くらし・環境部長。
○くらし・環境部長(高畑英治君) 食品ロスに係る対策についてお答えいたします。
 食品ロスの削減を図るため、県ではSNSを活用したキャンペーンや小中学校等における出前講座を行うとともに、事業者と協働し飲食店での食べ切りや小売店における食品の手前取りの呼びかけなどを行っております。県民の皆様一人一人が具体的に行動していただけるよう、地球温暖化防止アプリ「クルポ」も活用し取組を進めるほか、本年三月に開設した環境学習ポータルサイトなどにより子供たちが食品ロスについて学べる機会を拡充してまいります。
 加えて、賞味期限が近くなった食品をネット販売する民間事業者などを紹介するイベントや事業者向けのセミナーを開催し食品ロス削減につながる取組を後押ししてまいります。
 また、廃棄せざるを得ない食品につきましても再生利用やエネルギー回収により可能な限り利活用するよう排出事業者と畜産事業者のマッチングによる飼料化の促進や堆肥化の研究の推進とともに、食品残渣を燃料とする発電・熱利用設備の導入に対する助成を行うなど取組を強化してまいります。
 県といたしましては、市町と共に事業者、団体などと連携し限りある資源を無駄にすることのないよう食品ロスの削減等に向けたさらなる取組を進めてまいります。
 次に、人工衛星を活用した盛土監視体制の強化についてであります。
 盛土監視体制の強化を図るため、本年度県東部の山間区域を対象に人工衛星を活用した盛土監視を試験的に行っております。これまでに今年と昨年の衛星画像をAIを用いて比較解析することにより複数の地形改変箇所が抽出され、パトロールで把握できていなかった箇所も確認できました。抽出された地形改変の情報に森林の伐採や土地改良に関する情報などを重ね解析の精度を高めることで山間地の不適切な盛土に関する早期発見や効率的な監視が可能となり、パトロールに要する人員等の抑制や不適切盛土の抑止にも効果があると期待されます。
 一方、現在使用している光学衛星画像は解像度や衛星の軌道、気象の状況等により正確な盛土高の把握や撮影範囲、撮影頻度などについて制約があり、必要な盛土データを取得する上での課題となります。
 今後、普及が見込まれる電波を利用するSAR衛星によるデータを活用できれば精度の高い微細な地表面の変動が把握でき不適切盛土の開始の時期や盛土量の特定なども可能になることから、活用の可能性について研究してまいります。
 県といたしましては、デジタル技術の活用により不適切盛土を早期に把握し抑止を図る体制を整備し県民の皆様の安全と安心の確保に努めてまいります。以上であります。

お問い合わせ

静岡県議会事務局議事課

静岡市葵区追手町9-6

電話番号:054-221-3482

ファックス番号:054-221-3179

メール:gikai_giji@pref.shizuoka.lg.jp