本会議会議録
答弁文書
令和2年12月静岡県議会定例会
佐野 愛子 議員(ふじのくに県民クラブ)の 一般質問 に対する答弁
(質問日:12/09/2020番目)
答 弁 者 | : | 教育部長 |
○副議長 (良知淳行君) 長澤教育部長。
○教育部長 (長澤由哉君) 教育行政についてのうち、 少人数学級の推進についてお答えいたします。
本県が取り組んでおります静岡式三十五人学級編制は、 平成二十九年度から一学級二十五人の下限を段階的に撤廃し令和元年度に小中学校の全ての学年で下限の撤廃が完了いたしました。 これにより全ての小中学校におきまして無条件で三十五人以下の学級編制が実現して二年目となります。
三十五人学級編制をさらに少人数編制にすることにより、 教員の目が一人一人の児童生徒に行き届きやすくなり学習や生活指導での効果が期待されますが、 一方で県単独で実施する場合、 学級数や職員数の増加により必要となる教室や教員の確保、 それに伴う経費の増大等が課題となってまいります。 このためまずは現在実施されている静岡式三十五人学級編制につきまして学習内容の定着状況や学習意欲、 児童生徒への生活面におけるきめ細かな対応状況等の検証を十分に行い成果や課題を明らかにしてまいります。
また、 現在国におきまして三十人学級編制に関する検討が進められておりますことから、 その動向についても注視しながら市町教育委員会からの意見も踏まえ適切な学級規模について検討してまいります。
県教育委員会といたしましては、 学級編制基準の見直しを引き続き国へ要望していくとともに、 学校現場の状況に応じた少人数学級編制の在り方につきまして情報収集や研究を進め児童生徒に対するきめ細かな学習、 生活指導のさらなる充実を図ってまいります。 以上であります。
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