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本会議会議録

答弁文書

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平成30年6月静岡県議会定例会

佐地 茂人 議員(自民改革会議)の 一般質問 に対する答弁

(質問日:06/28/2018番目)
答 弁 者教育部長


○教育部長(鈴木一吉君) 小中学校の津波対策についてお答えいたします。
 東日本大震災の津波による被害が甚大であったことから、学校に課された児童生徒の命を守る責任は大変大きいものと受けとめております。
 県教育委員会では、各学校が地震や津波、風水害等に対する防災計画書を策定する際の参考となるよう学校の防災対策マニュアルを作成し、市町教育委員会を通じて毎年度周知を図っております。県内小中学校ではそれぞれの実情に合わせて防災計画書を作成しており、このうち第四次被害想定で津波浸水域にある六十六校では近隣の高台など具体的な避難場所を定め、定期的に避難訓練を実施しております。また津波浸水域に近い学校を中心に津波警報発令時を考えた避難訓練など想定に捉われない対策にも取り組んでおります。
 さらに、県地域局と市町では津波防災に関する小中学校への出前講座において、通学路で避難可能な建築物を子供たちと実際に確認する取り組みや学校の防災計画書の見直しのための研修を実施しております。
 県教育委員会といたしましては、関係部局や市町教育委員会と連携し避難マニュアルの整備や日ごろの訓練の重要性を繰り返し伝えることなどにより、学校における津波に対する防災意識の徹底を図り児童生徒の安全確保に万全を期してまいります。
 次に、県立学校の老朽化対策についてであります。
 議員御指摘のとおり、県立学校の校舎の約四割が建築後四十年を超えており、生徒の教育環境の面だけでなく危機管理の面からも老朽化対策は喫緊の課題であると認識しております。
 このため、県教育委員会では校舎等の建築年数や改修状況などさまざまな情報を整理した学校施設カルテをもとにファシリティマネジメントの考え方を取り入れて、本年三月に学校施設長寿命化整備指針を取りまとめたところであります。この指針では各校舎の構造軀体の健全性や軀体以外の劣化状況等により、建てかえと長寿命化改修に分けて整備を進めることとしております。
 今年度は、県立学校の校舎ごとに整備の優先順位を決定し具体的な整備内容を示す学校施設中長期整備計画を策定してまいります。策定に当たりましては県立高校第三次長期計画や特別支援学校施設整備基本計画と整合を図るとともに、整備対象となる学校関係者等と建物や敷地の有効活用、使いやすい校舎の配置や整備の時期などを協議することとしております。
 県教育委員会といたしましては、全ての生徒が安全で安心して快適に教育を受けられるよう県立学校の老朽化対策を進めてまいります。以上であります。

お問い合わせ

静岡県議会事務局議事課

静岡市葵区追手町9-6

電話番号:054-221-3482

ファックス番号:054-221-3179

メール:gikai_giji@pref.shizuoka.lg.jp