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本会議会議録

答弁文書

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平成25年6月静岡県議会定例会

曳田 卓 議員(民主党・ふじのくに県議団)の 一般質問 に対する答弁

(質問日:07/25/2013番目)
答 弁 者知事


○副議長(渥美泰一君) 川勝知事。
       (知事 川勝平太君登壇)
○知事(川勝平太君) 曳田議員にお答え申し上げます。
 初めに、「プラサ ヴェルデ」のグランドオープンに向けた取り組みについてでございます。
 「プラサ ヴェルデ」は、県民から寄せられたさまざまな名前から選ばれた大変いい名称であると存じます。正式名称はふじのくに千本松フォーラムというものでございますが、この施設は国際会議にも対応できる会議場施設に加えまして、このたびオープンいたしました展示イベント施設、さらに間もなく完成が待たれるホテルが一体となった全国でも数少ない総合コンベンション施設でございまして、首都圏から一時間という立地にも恵まれております。
 その上周辺にはこのたび世界遺産になりました富士山、そして二年後には世界ジオパークになる予定の現在は国内ジオパークの伊豆半島というものがございます。まことに世界標準の海と山、風景の画廊の中核のところにあるということでございまして、さらに豊かな自然に恵まれた温泉、豊富な食材など多彩な観光資源を有しており、アフターコンベンションにおいても他に類を見ない優位性を持っていると認識しております。
 こうした強みを生かしまして首都圏でコンベンションを開催してきた学会、業界団体、また県東部地域に集積する医療健康関連企業や研究所などを対象に重点的な営業活動を行っておりますが、地元企業、各種団体にもきめ細かく訪問して多くのお客様に御利用いただけるように努めているところです。
 去る六月二十九日に展示イベント施設が開館いたしました。大勢の方に祝福され祝福されるに値する初めてごらんになった方は息をのむような美しさにも喜ばれておりまして、しかもテイカカズラがだんだんと育っておりまして、恐らくあのときは二、三メートルでしたけれども、さらに伸びているんじゃないかと思います。千本松の松林が風に揺れているさまを表現するという、そういう「プラサ ヴェルデ」とまことに緑の広場というのにふさわしい姿に今なっているのではないかと思います。この展示イベント施設も順調な滑り出しを見せていることを喜んでいます。
 また、来年七月下旬にオープンする会議場施設につきましても国際的学術会議である静岡健康・長寿学術フォーラム、あるいは日本脳低温療法学会の開催が既に決まっておりまして、こうした予定されているもののほか幾つかの学会や全国大会などの予約や具体的な相談を今承っているところでございます。
 特に来年七月下旬グランドオープンになりますが、そのグランドオープンを飾るフラワーデザインの国際競技会アジアカップ二〇一四、これは、国内外から競技者や花卉の生産・販売関係者、花の愛好家が来られまして、それらにかかわりのある多くの来場者が見込まれておりまして、経済波及効果も大いに期待されるところでございます。ちょうどこの七月というのは四月から六月、実態としては三月から開かれる浜名湖花博十周年の、その組み合わせた形で七月に今度は東部でお花の祭典があるということで、本県、さまざまな花に恵まれておりますので花のまち、花の都という、そうした地域づくりにも資するものと期待しております。
 グランドオープンに向けましてこうした経済波及効果の高いコンベンションやイベントを積極的に誘致いたしますとともに、県東部地域の皆様と力を合わせ「プラサ ヴェルデ」を交流人口拡大の拠点として育てていくことで、地域経済の活性化やにぎわいの創出につなげてまいります。
 この「プラサ ヴェルデ」は、県と市、沼津市とが一緒にしたと。しかも大変いい成果が得られた共同作業であったということでも重要です。西部のアクトシティ、中部のグランシップ。それにまさるとも劣らない、いや新しい知見を入れ県産材を使い千本松にふさわしい四捨五入すれば千本の本県産材が使われてまことにやわらかく使いやすい、そういう施設になっております。県と市が協力するとここまでできるということのいいあかしになったということを喜んでおります。その発展に対しまして、これまで以上に県と市との協力関係を構築してまいりたいと考えているところです。
 次に、県の新しい健康づくり施策についてであります。
 個人の健康は家庭、学校、地域、職場などの社会環境の影響を受けることから、健康寿命をさらに延ばしていくためには、社会全体として個人の健康を守り支える環境づくりに努めていくことが重要です。そういう思想で私ども県では、市町や企業と連携いたしまして本県が独自で開発した健康長寿の三要素、運動、食生活、社会参加。これら三つを組み合わせた健康長寿プログラムふじ三三プログラムの普及に努めてまいりました。先ほど議員の御指摘のごとく、これが厚生労働大臣賞の第一回健康寿命をのばそう!アワード二〇一二の最優秀賞に輝いたわけでございます。まことに名誉なことであると思っております。これをさらに普及させてまいります。また健康づくり活動を行うことにより、協力店等で特典が受けられるインセンティブを導入した健康マイレージ事業の展開も今図っています。
 さらに本年度は、新しく、本県が誇る花、お茶、温泉などの地域の特性や魅力ある資源と食育、運動などの健康づくりを組み合わせたイベント、モデルツアー、これを実施する県民げんき・元気事業を取り組んでいきたいというふうに思っております。この県民げんき・元気事業の実施に当たりましては、地域の観光協会、NPO団体等と地元市町、県が協働して実行委員会を組織し、子供から長寿者まで幅広く世代が楽しく交流できる機会を提供することで地域を挙げた健康づくりを推進してまいります。
 県といたしましては、このような事業を全県で展開し、より多くの県民の皆様に積極的に健康づくりに取り組んでいただくようにお願いを申し上げたいと存じます。先ほど県議御指摘のとおり、富士山が世界文化遺産になりまして、そこから出てくる理念の一つは八カ条のうちの一つでございますけれども不死とも書くので、不老長寿。これを我々は富士山のメッセージとして大切に実践してまいりたいということで、この健康寿命のさらなる延伸を図り、日本一を一貫して堅持するということで超高齢社会における日本のモデルとなる健康長寿の都と言われるような地域づくりを進めてまいります。
 その他の御質問につきましては、関係部局長から御答弁を申し上げます。

お問い合わせ

静岡県議会事務局議事課

静岡市葵区追手町9-6

電話番号:054-221-3482

ファックス番号:054-221-3179

メール:gikai_giji@pref.shizuoka.lg.jp