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本会議会議録

答弁文書

開催別知事提案議員別代表質問一般質問検索用



令和5年9月静岡県議会定例会

早川 育子 議員(公明党静岡県議団)の 代表質問 に対する答弁

(質問日:09/27/2023番目)
答 弁 者交通基盤部長


○副議長(鈴木澄美君) 勝又交通基盤部長。
○交通基盤部長(勝又泰宏君) 持続可能な地域公共交通の維持確保についてお答えいたします。
 地域公共交通は日常生活を支える重要な社会インフラであります。しかしながら近年の急激な人口減少や運転手不足などにより、これまでのように公共交通を維持確保することが厳しくなってきております。
 こうした中、県では将来目指すべき姿として、持続可能な社会を支える公共交通及び誰もが移動に困らない質の高いサービスの提供を掲げた、ふじのくに地域公共交通計画の本年度末の策定を目指し法定協議会において検討を進めております。この計画に基づき地域公共交通を守っていくため、国、市町、交通事業者と連携して広域的なバス路線や市町自主運行バスへの支援等を継続するとともに、AIオンデマンド交通の導入やMaaSの普及などによる利用者の利便性向上にも取り組んでまいります。
 これに加えて、高齢者等の交通弱者の移動を支援するために企業、福祉事業者の送迎バスやスクールバスなどの活用事例及び地域が主体的に関与する住民共助等による移動確保の好事例を、住民の代表も参加する各市町の地域公共交通会議の場などにおいて共有した上で地域の実情に合わせた導入に向け取り組んでまいります。
 県といたしましては、県民の皆様が住み慣れた地域で安心して生活できるように国、市町や交通事業者などと連携し持続可能な地域公共交通の維持確保に取り組んでまいります。
 次に、岳南地域の道路網についてであります。
 岳南地域では、富士市と富士宮市を連絡する主たる幹線道路が国道百三十九号に限られることから交通集中により各所で渋滞が慢性化しております。また両市の市街地では国道百三十九号へ接続する県道や市道においても混雑しており交通渋滞は地域における課題と捉えております。
 西富士道路への新インターチェンジ設置や富士富士宮道路の早期実現への期待や声が寄せられる中、岳南地域の課題を克服し災害時にも機能する適切な道路ネットワークの構築を目指す必要があります。加えて地域全体を視野に入れ関係者が現状分析から対策の立案までの検討作業を計画的に進めていく必要があります。
 そこで、国、県、市町、警察、交通事業者で構成する静岡県道路交通渋滞対策推進協議会では新たに岳南エリアワーキンググループを立ち上げる予定であり、現在関係者で準備を進めております。県はワーキンググループの一員として積極的に参画し、渋滞などの交通課題の把握と要因分析を行った上で将来的な道路網の在り方や効果的な渋滞対策について検討を進めてまいります。
 県といたしましては、引き続き関係者と連携し岳南地域のさらなる発展に寄与するとともに、災害時に県民の命を守る道路ネットワークの構築に努めてまいります。以上であります。

お問い合わせ

静岡県議会事務局議事課

静岡市葵区追手町9-6

電話番号:054-221-3482

ファックス番号:054-221-3179

メール:gikai_giji@pref.shizuoka.lg.jp