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本会議会議録

議会補足文書

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平成30年2月静岡県議会定例会
深澤 陽一(建設委員会)委員長報告
発言日: 03/16/2018
会派名: 自民改革会議


○議長(杉山盛雄君) 次は、建設委員会委員長 深澤陽一君。
       (十七番 深澤陽一君登壇)
○十七番(深澤陽一君) 建設委員会における審査等の概要と結果について御報告いたします。
 今回、当委員会に付託されました案件は第一号議案「平成三十年度静岡県一般会計予算」外二十件であります。
 まず委員から、平成三十年度組織改編に伴い営繕部門三課を所管することとなる建設支援局の今後のあり方についてただしたところ、当局から、土木部門及び建築部門における生産性の向上、インフラ施設の長寿命化といった共通課題に対処するための推進体制が一元的に集約され、より効率的に取り組みを進めていくことができるものと考えている、また交通基盤部で従前から行ってきた新技術や新工法の活用促進やICT活用工事等の普及活動と、営繕業務におけるICTの進展に対応した技術の活用を相互に連携させ効率的に取り組みを進めていく、そのほか工事の発注時期や施工時期の平準化、入札契約制度のさらなる改善等についても交通基盤部の全庁的な調整機能を生かして効率的に推進していきたいとの答弁がありました。
 次に、新興津地区国際コンテナターミナルの整備方針についてただしたところ、大型ガントリークレーンの整備に平成三十年度及び三十一年度の債務負担工事全体で十九億円を見込んでおり、うち平成三十年度分の予算として二億円を今議会に計上している、現時点では甲板上に十八列のコンテナを積載できる船よりも大きな船の清水港への来航は週一回の欧州航路のみであると予想される、そのため同時に二つのコンテナの運搬が可能で二十三列船に対応したガントリークレーンを一基整備し、既存のクレーンと使い分けることで船舶の大型化に対応していくとの答弁がありました。
 次に、浜松市沿岸域の防潮堤整備に関し全体事業費、一部区間の高さ十五メートルへのかさ上げに要する事業費及びそれぞれの財源についてただしたところ、これまで進めてきた高さ十三メートルの整備に要する全体事業費は現在の試算で約三百十六億円に増加し、一条工務店グループからの寄附三百億円と浜松市で集めている基金の範囲内での整備が困難であることが判明した、そこで現況の防潮堤の高さがレベルワンに満たなかった天竜川河口付近及び浜名湖今切口付近において、これをレベルワンまで引き上げるのに相当する費用について海岸管理者である県として応分の費用負担をすることとした、一方十五メートルのかさ上げに係る事業費は約十四億円で全て市費で賄うことになるとの答弁がありました。
 次に、議案第七十六号に関し落札人の代表構成員である株式会社大林組が公正取引委員会にリニア中央新幹線工事に係る課徴金減免申請を行い東京地方検察庁の捜査や公正取引委員会の調査を受けているとの報道がある中で、今定例会に議案を提出した考えと今後独占禁止法違反が明確となった場合の対応についてただしたところ、本件は昨年九月に入札公告を行い同十一月二十九日に仮契約を締結した、法原則に基づけば仮契約後は速やかに本契約を締結することが求められ、また入札公告においては年度内契約を条件としている、現時点では東京地方検察庁及び公正取引委員会が独占禁止法違反の捜査、調査中であるという事実のみで違反は認定されておらず仮契約解除の要件である入札参加停止措置に至らないことから今定例会に本議案を提出した、仮契約では本日のこの本会議の議会の議決があったときに本契約となると規定していることから議決によって自動的に本契約となるが、議決前に同社が独占禁止法違反により刑事告発や起訴された場合等には入札参加停止措置を行って議案を撤回し仮契約を解除するとの答弁がありました。
 そのほか、提案公募型のネーミングライツに関する交通基盤部での検討状況、美しい"ふじのくに”インフラビジョンと次期総合計画の関連性、公共事業用地として取得する土地に含まれる所有者不明土地の状況、県内において無電柱化の対象となる道路延長と費用負担の見込み、収用委員会での業務に当たり必要な心構えなどについても質疑等がありました。
 以上が当委員会における審査等の概要でありますが、結果といたしましては、議案第一号、第十一号、第十二号、第二十八号、第三十二号、第四十五号から第四十七号まで、第四十九号、第五十七号、第五十八号、第七十号、第七十一号、第七十三号から第七十八号まで、第八十号及び第八十二号は全員一致をもって、それぞれ原案どおり可決すべきものと決定いたしました。
 最後に、次期総合計画案の審査関係について申し上げます。
 当委員会所管事項に関する審査を経て会派等から二十四件の意見の提出があり、意見集約の結果、農業生産基盤整備済み農地の活用を求める意見外二十件を委員会意見と決定いたしました。以上で委員長報告を終わります。(拍手)

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