• 携帯電話向けページ
  • Other language
  • 文字サイズ・色合いの変更
  • 組織(部署)から探す
  • リンク集
  • サイトマップ
  • ホーム
  • くらし・環境
  • 健康・福祉
  • 教育・文化
  • 産業・雇用
  • 交流・まちづくり
  • 県政情報

ホーム > 静岡県議会 > 本会議会議録 > 答弁文書

ここから本文です。

本会議会議録

答弁文書

開催別知事提案議員別代表質問一般質問検索用



令和5年12月静岡県議会定例会

伊藤 和子 議員(ふじのくに県民クラブ)の 代表質問 に対する答弁

(質問日:12/06/2023番目)
答 弁 者健康福祉部長


○副議長(鈴木澄美君) 八木健康福祉部長。
○健康福祉部長(八木敏裕君) 結婚の希望をかなえ安心して出産や子育てができる環境づくりについてのうち、プレコンセプションケアの推進についてお答えいたします。
 少子高齢化が進展する中、男女を問わず性や妊娠に関する正しい知識を身につけ健康管理を促すプレコンセプションケアを推進することは大変重要であると認識しております。
 県では、これまで中学校や高等学校からの依頼に基づき望まない妊娠や性感染症の予防等を中心とした健康教育を行ってまいりましたが、今後はプレコンセプションケアの視点を加えて内容の充実を図りより多くの学校で啓発を行うことが必要であると考えております。
 そのため、今年度から新たに学校の養護教諭や母子保健に従事する市町の職員等を対象とした研修会を開催し心身の発達や生殖、若年からの健康管理の必要性など現場での教育に活用できる知識を提供することとしております。また大学生や若年の社会人の方々を対象に将来の妊娠や出産に向けた健康管理をテーマとする講演会を新たに開催するとともに、県産婦人科医会等の協力を得て不妊につながる生活習慣やその改善方法等の啓発媒体を作成し研修会での活用や県のホームページへの掲載などプレコンセプションケアの周知、普及に努めてまいります。
 次に、病児・病後児保育への支援についてであります。
 県では、仕事をしながら子育てをする家庭の病児・病後児の保育ニーズに応えるため、市町が実施する病児保育施設等の整備費や運営費を助成し積極的に設置を促進してまいりました。昨年度までに保育中の体調不良に対応できる施設を含めて九十六施設が整備されており、今年度は新たに菊川市で病後児対応型保育施設の整備が進むなど県内二十六市町において百七施設に達する見込みであります。このほか近隣市町と調整を図り広域的に病児保育施設等を利用する三市町を合わせ県内の二十九市町で病児等への保育の対応が可能となっております。引き続き未実施の市町の状況を確認し事業の実施や広域利用の促進に努めてまいります。
 また、本年度からは当日に子供の体調が回復し施設の利用がなくなった場合でも配置済みの看護師等の人件費を補する制度が創設されております。これを利用することにより病児保育施設等の安定的な運営に資することから制度の周知に努めてまいります。
 県といたしましては、引き続き市町と連携して病児・病後児保育の充実に努め安心して子供を預け育てることができる保育体制の整備に取り組んでまいります。以上であります。

お問い合わせ

静岡県議会事務局議事課

静岡市葵区追手町9-6

電話番号:054-221-3482

ファックス番号:054-221-3179

メール:gikai_giji@pref.shizuoka.lg.jp