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本会議会議録

答弁文書

開催別知事提案議員別代表質問一般質問検索用



令和4年2月静岡県議会定例会

佐地 茂人 議員(自民改革会議)の 一般質問 に対する答弁

(質問日:03/03/2022番目)
答 弁 者警察本部長


○警察本部長(山本和毅君) 法改正に伴う高齢ドライバーに向けた取組についてお答えをいたします。
 本年五月十三日に施行されます道路交通法の改正では、高齢運転者対策の充実強化が図られるところであります。
 新たな制度の一つは、免許更新時における運転技能検査の導入であります。
 七十五歳以上の普通自動車免許の保有者で一定の違反歴のある方は、免許更新時に運転技能検査を受けていただき、基準に達しない場合は更新しないこととなります。この制度の対象となりますのは六か月の受検期間が確保される方、すなわち免許証の有効期限が十一月十二日以降の方からでありまして専用の通知はがきでお知らせをすることとなります。県内におけます本年の運転技能検査の対象者数は約三千七百人と推計されておりまして、県内四十二か所の指定自動車教習所及び三か所の運転免許センターにおいて検査を行う予定であります。
 なお、免許更新時に併せて受けていただきます高齢者講習や認知機能検査の制度も見直しが図られますが、施行日五月十三日以降は運転技能検査の対象となるか否かにかかわらず一律に改正後の一元化された高齢者講習が行われますのでその旨周知を図ってまいります。
 二つは、サポートカー限定免許の導入であります。
 運転に不安を覚える高齢者に対し免許証を自主返納することに加えまして、より安全な普通自動車に限って運転を継続するという選択肢を新たに設けるものでございます。
 ここで、より安全な普通自動車とは具体的には令和二年一月三十一日に改正された保安基準に適合した衝突被害軽減ブレーキを搭載した自動車、または令和二年度以降に製造された自動車で衝突被害軽減ブレーキやペダル踏み間違い時の加速抑制装置について性能認定を受けたものが対象となるところであります。サポートカー限定免許を受けようとする方に対しては自らが運転しようとする自動車がこれらの基準に該当するか理解を促す広報を推進をしてまいります。
 また、こうしたサポートカーの普及促進に向けまして関係機関・団体と連携し運転免許センターの日曜窓口に併せて体験乗車会を開催するなど、衝突被害軽減ブレーキなどの有効性を含めまして広く周知してまいります。
 県警察では、新たな制度の内容や留意事項につきまして改めて県警ホームページで周知を図りますほか、高齢運転者支援ホットラインにおいて随時相談を受け付けるなど改正法の円滑な運用に努めてまいります。以上であります。

お問い合わせ

静岡県議会事務局議事課

静岡市葵区追手町9-6

電話番号:054-221-3482

ファックス番号:054-221-3179

メール:gikai_giji@pref.shizuoka.lg.jp