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本会議会議録
議会補足文書
令和３年11月静岡県議会臨時会
| 佐地 茂人 【 討論 】 発言日： 11/24/2021 会派名： 自民改革会議 |
○議長（宮沢正美君） 次に、四十五番 佐地茂人君。
（四十五番 佐地茂人登壇 拍手）
○四十五番（佐地茂人君） 私は、自民改革会議の一員として川勝平太知事の辞職を求める請願に賛成の立場で討論を行います。今回の知事発言いわゆるコシヒカリ発言による県政の混乱を知事は重く受け止めるべきであります。知事発言に対する県民からの苦情の電話は千三百二十件ありいまだ多くの県民が納得していないところであります。
人口八万人強しかいないところの市長をやっていた人物と、八十万人都市遠州の中心浜松市が生んだ市議会議員をやり県議会議員をやった青年とどちらを選びますかというのは御殿場市を侮辱する発言であると請願者が主張しているとおり、これは明らかに地域差別であります。
このような発言をされることは、知事が日頃から心の中でこのようなことを考えているからこそ出てしまった言葉であり、残念でなりません。
静岡県は、三十五市町が様々な地域の特性や良き風土をもって構成されているからこそ我がふるさと静岡県です。どこも取り残さない、それぞれの市町を尊重し共に県民の幸せと福祉の向上を目指していくことが大切です。その牽引役となるべき知事が市町の比較で市民を煽り一市町を差別卑下することは、知事が説明された公務であろうが政務であろうが言ってはいけないことです。
ようやく三度目の記者会見で、応援演説の全部撤回を伝え衷心より深くお詫びを申し上げました。しかしながらなぜ大変なことになっていると知人に忠告されたから謝罪するのか。謝罪までに説明が二転三転し、時間がかかってしまったのか。本当に衷心から謝罪しているのか、甚だ疑問であります。
二度とこういう誤った、あるいはもう完全に人を傷つけるような発言はしないと今回も自らに誓いましたが本当ですか。川勝知事はかねてから不適切な発言を繰り返しており、そのたびに本会議等において不適切な発言は二度としないと県民や県議会に対して誓ってきましたね。これまでの知事の度重なる人を蔑む発言と守らない約束には県民も嫌気がさしております。
このような状況の中で、請願者は勇気を持って次世代が郷土愛を失わないために、自分の地域の誇りを守るために請願を提出されました。この誠実な気持ちに我々議員は応えなくてはなりません。残念ではありますが今の川勝知事は行動と発言ともに知事にふさわしいとは思えません。
以上、多くの賛同をお願いし、議員の皆様の良識に心より期待申し上げ賛成討論といたします。（拍手）
○議長（宮沢正美君） 以上で討論は終わりました。
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