ここから本文です。
本会議会議録
議会補足文書
令和４年９月静岡県議会定例会
| 牧野 正史 【 討論 】 発言日： 10/14/2022 会派名： 公明党静岡県議団 |
○議長（藪田宏行君） 次に、二番 牧野正史君。
（二番 牧野正史君登壇 拍手）
○二番（牧野正史君） 私は、公明党静岡県議団を代表して本定例会に知事から提出されました議案第百七号から第百三十四号まで賛成の立場から意見を付し討論させていただきます。
討論の前に一言申し上げます。
台風十五号の接近に伴い九月二十三日から二十四日未明にかけて発生した線状降水帯の影響により県内では記録的な豪雨に見舞われ各所で甚大な被害が出ました。亡くなられた方の御冥福をお祈り申し上げますとともに、被災された方々に心からお見舞い申し上げます。また一日も早く平常を取り戻せるよう県におかれましては市町と連携し復旧・復興に全力を挙げていただきますようお願い申し上げます。
初めに、第百七号議案一般会計補正予算についてです。
我が会派は、八月四日に知事に対して物価高騰から県民生活を守るための緊急要望を行いました。物価高騰により様々な影響を受けている介護・福祉施設に対し、今回支援金給付を行うことは我が会派の意見を反映しており高く評価いたします。また子供食堂などにおいて生活に困窮する子育て世帯に県産米を提供する生活困窮子育て世帯食の支援事業費につきましては、その手法については当初疑問もありましたが困窮される子育て世帯を子供食堂などの支援につなげていく目的も含まれていることから賛成するとともに、子供食堂などが今後より利用しやすくなるよう引き続き支援を強化していただくことを期待いたします。
また、貨物運送に携わる多くの事業者の皆様からは燃油価格高騰の中、政府が石油元売会社に助成を行い価格上昇を抑えていただいていることは大変ありがたいことですが、それだけでは非常に苦しいという声を頂いておりました。今回運輸業物価高騰緊急対策事業費助成として地域公共交通に対する支援だけではなく貨物自動車運送業に対しても手厚い支援を行うことは、我が会派の要望を反映しているものであり大いに評価いたします。
物価高騰対策以外としましては新型コロナワクチン接種体制確保事業費助成について、第七波がピークアウトしてきたとはいえまだ予断を許さないオミクロン株に対応するワクチン接種体制を整えることは第八波に備えるという意味でも大変重要と考えます。
そのほかの事業につきましても、河川、橋梁、県営住宅など県民生活に欠くことのできないインフラ整備等であり県民の生活に対して大きく寄与することが期待できることから賛成いたします。
第百八号議案「地方公務員法の一部を改正する法律の施行に伴う関係条例の整備に関する条例」については、人生百年時代に即した定年年齢の段階的引上げやいわゆる役職定年制となる管理職の年齢制限を導入することで組織の硬直化を防ぐことができると考えます。また第百十号議案「静岡県職員の高齢者部分休業に関する条例」は、定年の引上げに伴い高齢の職員が自分に合った多様な働き方を選択することができる制度として大変評価いたします。
以上、知事提出議案第百七号から第百三十四号に対し賛成の立場から討論をいたします。議員の皆様の賛同を何とぞよろしくお願い申し上げます。（拍手）
お問い合わせ
Copyright © Shizuoka Prefecture. All Rights Reserved.