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本会議会議録

答弁文書

開催別知事提案議員別代表質問一般質問検索用



平成28年9月静岡県議会定例会

諸田 洋之 議員(無所属の会・責任世代)の 一般質問 に対する答弁

(質問日:09/27/2016番目)
答 弁 者交通基盤部長


○交通基盤部長(村松 篤君) 小石川、黒石川流域の治水対策についてお答えいたします。
 小石川、黒石川流域では、流域内を流れる水路などの流下能力不足や低地の排水不良による浸水被害が頻発しており、平成十四年の総合治水整備計画策定以降市は雨水を貯留する施設や下水道の整備を進め、県は下流の区画整理事業との進捗を調整した上で黒石川の抜本的な改修を進めてまいりました。
 しかしながら、近年豪雨の頻発や市街化の一層の進展により局所的な浸水被害がたびたび発生したことから、県では平成二十六年に県と市の関係部局で構成する小石川・黒石川流域総合的治水対策推進協議会を設立し、これまでに流域の広い範囲に点在する浸水被害の詳細な原因分析を行ってまいりました。
 現在、具体的な対策の検討を進めており、本年度内を目途に豪雨災害対策アクションプランとして取りまとめる予定です。アクションプランは地域の皆様と意見交換会を行い御意見を伺いながら策定を進め、河川の改修や流域から雨水の流出を抑制する貯留浸透施設の整備に加え、速やかに着手できる対策として局所的な護岸の改良等の対策を盛り込み効果的に浸水被害の軽減を図る年次計画としてまいります。
 県といたしましては、焼津市や藤枝市と連携し流域一体となった総合的な治水対策を推進し、安全で安心して暮らせる地域づくりに努めてまいります。
 次に、瀬戸川の維持管理についてであります。
 瀬戸川では、昭和五十七年に発生した甚大な浸水被害を契機におおむね五十年に一回程度の降雨により発生する洪水に対応した河川改修に着手し、これまでに堤防の整備が完了しました。さらに平成十四年に策定した瀬戸川水系河川整備計画に水系全体の維持管理手法を定め、定期的な巡視等に基づき流水の阻害となるような堆積土砂の排除や河川内の樹木の伐採を実施することとしております。
 河川内の土砂の撤去や樹木の伐採につきましては、治水上の影響の大きい箇所から順次行うこととし、朝比奈川合流点から保福島地区までの区間においては平成二十六年度から着手しており、今後は土砂を保福島の親水公園整備に活用するなどさらなるコスト縮減を図りながら必要な断面の確保に努めてまいります。
 また、堤防上で成長した樹木につきましても堤防や周辺家屋に影響が及ぶおそれがあることから、環境や景観にも配慮しながら伐採する範囲等について関係する皆様と調整を図った上で順次進めてまいります。
 県といたしましては、瀬戸川の洪水に対する安全性を維持するとともに、水や緑と触れ合える一層魅力的な河川空間となるよう、市や地域の方々との連携により維持管理に取り組んでまいります。以上であります。

お問い合わせ

静岡県議会事務局議事課

静岡市葵区追手町9-6

電話番号:054-221-3482

ファックス番号:054-221-3179

メール:gikai_giji@pref.shizuoka.lg.jp