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本会議会議録

答弁文書

開催別知事提案議員別代表質問一般質問検索用



令和5年12月静岡県議会定例会

野田 治久 議員(自民改革会議)の 一般質問 に対する答弁

(質問日:12/08/2023番目)
答 弁 者知事


○議長(中沢公彦君) 川勝知事。
○知事(川勝平太君) 野田議員にお答えいたします。
 観光立県しずおかの復活に向けた新しい施策展開についてであります。
 観光産業は、議員御指摘のとおり宿泊業、旅行業、交通、飲食、物販、伝統工芸、農林水産等々広範な産業への経済波及効果を生む地域経済の重要なセクターであります。県では令和元年度から観光産業を静岡県産業成長戦略に位置づけ国内外からの誘客に取り組んでいるところです。
 静岡県観光基本計画では、令和七年度に県内旅行消費額を八千億円まで拡大するという目標を掲げております。その実現に向けては宿泊業の効率化や生産性の向上など構造改革を図るとともに、旅行の個人化やニーズの多様化を踏まえた需要の創出に戦略的に取り組むことが何より重要です。このため宿泊施設におけるオンライン予約システムやセルフチェックインシステム、キャッシュレス決済の導入など業務の効率化に取り組むことで、宿泊業の経営基盤強化とさらには働く方にとって魅力的な職場となるよう支援してまいります。
 また、アニメや歴史、スポーツなど旅行者の多様な趣味、嗜好に対応した新しい旅行需要の創出にも注力しております。具体的にはアニメの聖地を巡るイベントや中央日本四県による黄金KAIDOプロジェクトなど本県ならではのテーマによる誘客に取り組んでいるところです。
 さらに、インバウンドにおきましては富士山の麓に訪日富裕層をターゲットとしたホテルが開業したほか高級旅館の開業も見込まれており、富士山や本県の魅力的な食、温泉などの地域資源を最大限に生かした高付加価値旅行商品の造成にも取り組んでまいります。
 議員御指摘の新たな観光資源の誘致についてでありますが、本県においても例えば平成二十七年に開業した三島スカイウォークには昨年百万人以上の観光客が訪れ伊豆半島への周遊にもつながるなど地域への大きな経済波及効果を生む重要な視点であると考えております。こうした施設の誘致には景観や交通アクセスなどにも配慮した広大な土地の確保や立地に関する様々な調整が必要となりますことから、まずは市町と連携して戦略を策定することを検討してまいります。
 観光は、来訪者や旅行消費の増加を通じて地域を豊かにするだけでなく地域のにぎわいを創出し住民の愛着、誇りの醸成を促す原動力でもあります。市町、観光関係団体、事業者の皆様と広く連携し観光立県しずおかの復活に向けて全力で取り組んでまいります。
 その他の御質問につきましては、副知事、関係部局長から御答弁を差し上げます。

お問い合わせ

静岡県議会事務局議事課

静岡市葵区追手町9-6

電話番号:054-221-3482

ファックス番号:054-221-3179

メール:gikai_giji@pref.shizuoka.lg.jp