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本会議会議録

答弁文書

開催別知事提案議員別代表質問一般質問検索用



平成31年2月静岡県議会定例会

木内 満 議員(自民改革会議)の 一般質問 に対する答弁

(質問日:02/19/2019番目)
答 弁 者知事


○知事(川勝平太君) 木内議員には、富士宮市に特化した御質問ありがとうございました。
 私は、冒頭の富士山世界遺産センターについてのうち、誘客戦略と地域への波及効果についてお答えを申し上げます。
 静岡県富士山世界遺産センターは、一昨年十二月の開館から先月末までの来館者数が御案内のように五十五万人を超え多くの皆様に御来館いただいておりますが、議員御指摘のとおり引き続き多くの皆様にお越しいただくためには国内外に向けた誘客の取り組みが必要でございます。
 これまでの取り組みの中では、昨年センターの研究員が富士山の価値である芸術の源泉に関する研究成果に基づいて企画なさった「富士山絵画の正統」展において厳選した江戸時代の名品をわかりやすく紹介したところ、テレビの全国番組で取り上げられ多くの方々に御来館いただきました。テレビ放映によりセンターの取り組みが県内外の皆様の目に触れ、来館のきっかけになったものと考えております。
 そこで、今後もセンターでは魅力ある企画を展開することとしております。例えばこの春から映像シアターの新番組として国際宇宙ステーションからの映像などで構成する「宙の巻」を上映するほか、五月の大型連休からは「徳川将軍と富士山」展を開催し、さまざまな広報媒体で取り上げていただくように努めます。また誘客の一環として教育旅行の受け入れに積極的に取り組んでおります。これまでに県内及び首都圏などから延べ百校の学生を受け入れたほか、海外からは台湾とデンマークの延べ三校の学生を受け入れてまいりました。今後も学生向けの見学プログラムを作成し積極的に受け入れてまいります。
 このように、話題性のあるさまざまな企画を行い首都圏などでのPR活動や教育旅行の受け入れを積極的に行うことで、県外また若年層を初めとする新たな来館者の掘り起こしやリピーターの獲得を図ってまいります。
 また、来館者アンケート調査の結果、開館当初と比べ団体や県内への宿泊を伴う来館者がふえています。そこでこの流れを捉え来月には地元の観光団体等と連携し、センターを起点に人穴富士講遺跡や地元の酒蔵など魅力あるスポットをめぐるファムトリップを行うなど、地域の魅力を情報発信して来館者の岳南地域への周遊を促進することにより波及効果の向上に努めてまいりたいと思っております。
 この件に関連しまして、富士山世界遺産センターと並ぶ本県のふじのくに茶の都ミュージアムがございますが、その館長先生の御提案によりまして島田市、牧之原市、吉田町並びに県そして茶の都ミュージアムまた八ヶ岳モールマネージメント、大井川鉄道、富士山空港株式会社、これらでいわゆる周辺地域情報共有会議というものが設置されました。今富士宮は本宮さん、センター、あるいは白糸の滝、あるいはラウンドアバウト等々、点としてすばらしくいいものがございますけれども、できれば富士市も視野に入れながら例えば駅伝では富士市と一緒にやっておられますので、そうした広域の、この情報を共有しながら議員の言われるこの波及効果というものを探っていかれればどうかというふうに思うところであります。
 いずれにしましても、センターの集客を核といたしまして地元岳南地域への誘客促進を図るとともに世界遺産富士山の顕著な普遍的価値を幅広く発信し、今後も富士山をきわめ勉強するということでございますが、皆様に伝える拠点として絶えず進化し、多くの皆様が県内はもとより国内外から幅広く御来館いただけるよう本県が世界に誇るセンターとなるように取り組んでまいります。以上でございます。

お問い合わせ

静岡県議会事務局議事課

静岡市葵区追手町9-6

電話番号:054-221-3482

ファックス番号:054-221-3179

メール:gikai_giji@pref.shizuoka.lg.jp