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本会議会議録

議会補足文書

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平成27年9月静岡県議会定例会
鳥澤 由克(文化観光委員長)委員長報告
発言日: 10/15/2015
会派名: 自民改革会議


○議長(吉川雄二君) 次は、文化観光委員会委員長 鳥澤由克君。
       (十四番 鳥澤由克君登壇 拍手)
○十四番(鳥澤由克君) 文化観光委員会における審査等の概要と結果について御報告をいたします。
 今回、当委員会に付託されました案件は、第百十三号議案「平成二十七年度静岡県一般会計補正予算」一件であります。
 まず委員から、議案第百十三号に関し静岡型外国人向け地域資源活用ツーリズム事業の詳細についてただしたところ、当局から、富士山静岡空港における中国人観光客等の待ち時間を利用し空港周辺の商業施設等でのショッピングを促す取り組みに対して助成する事業や、個人旅行化が進んでいる韓国、台湾等の旅行者向けに静岡県内発着で県内を周遊、滞在していただくプログラムを用意し商品造成につなげていく事業、富士山静岡空港を利用した外国人の個人旅行客を対象にスマートフォン等のGPSによる行動データをいただくことを条件に無料でSIMカードを貸し出し、旅行先や宿泊先等の行動実態を把握した上で商品造成につなげていく事業を実施していくとの答弁がありました。
 次に、富士宮市に建設を予定している仮称富士山世界遺産センターの入札不調に伴う設計の見直しの検討状況についてただしたところ、入札不調の要因の大部分は鉄骨工事の建て方や組み方などであり、現在利用者の利便性に影響がないよう基本計画の四つのコンセプトは維持しながら富士山世界遺産センターの諸室のうちどの部分をどれだけ縮小できるかなどコスト削減を含めた見直しを進めているとの答弁がありました。
 次に、世界遺産富士山の保存管理に関し包括的保存管理計画の主な改定内容についてただしたところ、点在している構成資産やその周辺の緩衝地帯を含め一体的な文化的景観として管理していくことや、それらの管理に当たり地域社会全体の参画を進めることなどについて盛り込んだビジョンや各種戦略の考え方を計画に反映させている、また行動計画に掲げる個別の事業について実施主体や内容、工程等を具体的に示すこととしているとの答弁がありました。
 次に、静岡県立大学におけるグローバル教育の強化についてただしたところ、グローバル化は非常に重要と考えており地方独立行政法人法に基づく第二期中期目標においてグローバル化の項目を設定するとともに、教養教育の見直しも掲げている、特に国際関係学部においては昨年度に外部の意見を聞くあり方懇談会を設置し、今年度は教授以上の全教員と国際関係学部が学長との意見交換会を行い学内で改革の方向性を検討している、全国に国際関係の学部がふえる中、これからの大学間の競争に負けないよう見直しをしていくとの答弁がありました。
 そのほか、総合戦略案のうち空港周辺地域や富士地域の観光交流客数の目標数、富士山静岡空港ターミナルビルの増改築に伴う機能強化の考え方、ふじのくに地球環境史ミュージアムの開館に向けた広報と来館者数の見込み、「プラサ ヴェルデ」開館一年経過後の評価、イタリアのフリウリ・ベネチア・ジュリア州との交流に関し本県で開催するサイクリング大会の方向性などについても質疑等がありました。
 以上が当委員会における審査等の概要でありますが、結果といたしましては議案第百十三号は全員一致をもって原案どおり可決すべきものと決定をいたしました。以上で委員長報告を終わります。(拍手)

お問い合わせ

静岡県議会事務局議事課

静岡市葵区追手町9-6

電話番号:054-221-3482

ファックス番号:054-221-3179

メール:gikai_giji@pref.shizuoka.lg.jp