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本会議会議録

答弁文書

開催別知事提案議員別代表質問一般質問検索用



平成30年2月静岡県議会定例会

鈴木 利幸 議員(自民改革会議)の 一般質問 に対する答弁

(質問日:02/27/2018番目)
答 弁 者知事


○知事(川勝平太君) 鈴木利幸議員にお答えいたします。
 農林大学校の専門職大学化についてであります。
 近年、農林業の現場に科学技術の導入が進んでおります。それとともに農林業経営体の規模が拡大しております。その一方担い手不足が大きな課題となっております。経営環境が大きく変化しているということであります。こうした状況に対応して農林業や関連ビジネスの経営革新を進めることのできる人材、とりわけ高齢化や人口減少が進む農山村地域を支えていく若い人材が求められております。
 このため、今月公表いたしました専門職大学の基本構想では短期大学と四年制大学を併設いたしまして、生産の基礎から応用までの知識、技術を持った生産のスペシャリストと加工、流通、販売の知識、経営管理能力、先端技術への対応能力を有した経営者を養成していくこととしております。あわせてこうした人材を農山村の景観、環境を保全し文化や伝統を守っていく地域のリーダーとして養成することなどを基本理念といたしましたことから、名称案を仮称でございますが静岡県立農林環境専門職大学といたしました。
 先日、教育課程や教員組織などを検討する専門職大学基本計画検討委員会を開催いたし、委員から先端的な研究機関との連携をとるべきであるなどの御意見をいただいたところであります。今後は農林技術研究所や畜産技術研究所、AOI―PARCとの教育研究活動や施設・設備利用の両面での連携を検討してまいります。
 また、農林大学校におきまして本年度から新たに開催いたしました農業経営塾に身内の方が御参加いただきましてありがとうございました。この農業経営塾ふじのくにアグリカレッジでは講座に満足した受講者の割合がアンケートをとりましたところ九四%に達しておりました。学ぶ機会がなかった労務管理などを学べた、先進事例に触れ意識改革につながった等々好評の声をいただいたところでございます。
 専門職大学への移行後も、地域に貢献する開かれた大学とするためこうした農業者向けの経営塾を初め県民の皆様のニーズを踏まえた多様な学びの機会を提供してまいります。
 県といたしましては、仮称でございますが静岡県立農林環境専門職大学が次代を担う農林業人材を養成する教育研究拠点として学生や農林業経営体はもとより県民の皆様にとりましても地域に開かれた魅力ある大学となるよう再来年四月の開学を目指し準備に全力で取り組んでまいります。
 その他の御質問につきましては、副知事、関係部局長から御答弁申し上げます。

お問い合わせ

静岡県議会事務局議事課

静岡市葵区追手町9-6

電話番号:054-221-3482

ファックス番号:054-221-3179

メール:gikai_giji@pref.shizuoka.lg.jp