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本会議会議録

議会補足文書

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令和3年12月静岡県議会定例会
坪内 秀樹(建設委員会委員長)委員長報告
発言日: 12/21/2021
会派名: 自民改革会議


○議長(宮沢正美君) 次は、建設委員会委員長 坪内秀樹君。
(十六番 坪内秀樹君登壇 拍手)
○十六番(坪内秀樹君) 建設委員会における審査等の概要と結果について御報告いたします。
 今回、当委員会に付託されました案件は、第百二十五号議案「令和三年度静岡県一般会計補正予算」外五件であります。
 まず委員から、議案第百二十五号のうち遠州灘海浜公園篠原地区の整備に関しメイン球場のプランの決定時期についてただしたところ、当局から、比較検討プラン原案に示す二万二千人または一万三千人の二つの規模、防風効果の異なる二つの構造にアカウミガメにも配慮したドームタイプの構造など全てのパターンで概算費用や経済波及効果等を算出した上で絞り込みを行い令和四年度中には基本計画として公表したいとの答弁がありました。
 次に、議案第百五十号のうち河川・海岸関係事業における国補正予算の主な内容と今後の方針についてただしたところ、国土強靱化五か年加速化対策として進められるものであり河川事業では沼川新放水路など八十六河川、百二十一か所について約七十六億円を計上し河川整備計画に位置づけた改修の早期整備をはじめ堆積土砂の撤去、樹木の伐採、施設の老朽化対策など地元の要望等を反映しながら計画的に整備を進めていく、また海岸事業では相良須々木海岸など五海岸五か所について約七億円を計上し津波対策として海岸堤防のかさ上げ、侵食対策として養浜などを進めていくとの答弁がありました。
 次に、盛土等の規制に係る条例の制定に関し条例の実効性を確保する体制についてただしたところ、技術的な審査や指導、監視体制などについて必要人員や経費を検討している、新条例は県が統一的に運用する予定であるが盛土等行為の許可における市町への意見照会、盛土一一〇番で通報を受けた場合の対応など市町との連携は不可欠である、そのため県の組織体制に加え市町との連携についても検討していくとの答弁がありました。
 次に、熱海市土石流災害の原因究明の取組と県の責任についてただしたところ、盛土崩壊のメカニズムを研究する発生原因研究作業チームを立ち上げ地質調査をはじめとする各種調査や崩壊解析等に基づき報告書の作成を進めている、土木学会をはじめとする三学会の技術専門家から成る逢初川土石流の発生原因調査検証委員会による公正中立な立場での検証や、調査結果や解析手法についての助言を受け年度末を目標に発生原因調査報告書として取りまとめる予定である、また二度と同様の災害を発生させないために盛土に特化した新たな条例の制定に向けた作業を進めるとともに行政手続の事実関係と問題点、再発防止に向けた在り方について内部検証を行っている、今月には弁護士や学識経験者等で構成される第三者による委員会が開催される予定であり、その中で県及び熱海市の検証結果を公正かつ中立な立場で検証していただき熱海市の百条委員会での審議の状況も踏まえて年度内を目標に検証結果を取りまとめている、その中で行政行為の事実と課題についても明らかになると認識しているとの答弁がありました。
 そのほか、議案第百三十三号に関し静岡県港湾管理条例の改正内容、議案第百四十六号に関し焼津漁業協同組合の指定管理者としての適格性に関する評価、逢初川に堆積した土砂の熱海港海岸への受入れに関し埋立量、面積及び埋立て後の土地利用の方法、県内の港に軽石が漂着した場合の対策、にぎわい創出に向けた道路占用による利活用の取組などについても質疑等がありました。
 以上が当委員会における審査等の概要でありますが、結果といたしましては議案第百二十五号、第百三十三号、第百三十八号、第百四十六号、第百五十号及び第百五十一号は全員一致をもって、それぞれ原案どおり可決すべきものと決定いたしました。以上で委員長報告を終わります。(拍手)

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