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本会議会議録

答弁文書

開催別知事提案議員別代表質問一般質問検索用



令和4年2月静岡県議会定例会

坪内 秀樹 議員(自民改革会議)の 一般質問 に対する答弁

(質問日:03/02/2022番目)
答 弁 者副知事


○副知事(難波喬司君) 県道富士清水線黄瀬川大橋の復旧方針と今後の見通しについてお答えをいたします。
 昭和二十八年、一九五三年に建設された黄瀬川大橋は昨年まで約七十年近くにわたり機能を発揮してまいりました。しかしこの橋は黄瀬川の湾曲部に位置し設置された四基の橋脚が洗堀の影響を受けやすいという弱点があることから、これまでも橋脚の周辺に根固めブロックを設置するなど橋脚を保護する対策を行ってまいりました。残念ながら昨年七月の梅雨前線豪雨では異常出水により河床が局所的に洗堀され、四基ある橋脚のうち右岸側の橋脚一基が二メートル以上沈下しました。
 復旧に当たっては、今回の被災状況を踏まえ湾曲部にあって水の流れを妨げている橋脚の数を減らし河床の橋脚基礎の根入れ、すなわち河床からの基礎の深さを十分に確保するなどにより災害リスクを低減することが必須です。加えて現在の橋は前後の道路に比べて幅員が狭いという問題がありました。通行する車両や自転車、歩行者の安全を確保し快適性を向上させる必要があります。このような理由から橋全体を架け替えるという方針にしております。
 また、架け替え工事期間中も交通を確保し周辺地域への影響を最小限とするため、大型車や二輪車も通行できる仮設橋を現在の橋の下流側に新たに設置いたします。現在地権者や地元関係者との調整を進めているところであります。次の渇水期となる今年の秋の工事着手を目指してまいります。
 架け替えを行う黄瀬川大橋につきましては、国の令和三年度補正予算を活用し速やかに地質調査や橋梁及び接続する道路の設計を行っております。令和五年秋までに仮設橋を供用をする予定です。その後直ちに架け替えの準備段階となる現在の橋の撤去工事に着手できるよう河川管理者である国土交通省や関係機関との協議を進めてまいります。
 県といたしましては、沼津市と清水町を結び県全体や地域の産業、生活を支える県道富士清水線の黄瀬川大橋が一日も早く本格復旧できるよう、またその工事段階においても一定の交通機能が確保できるよう関係者の協力を得ながら架け替え整備に全力で取り組んでまいります。以上であります。

お問い合わせ

静岡県議会事務局議事課

静岡市葵区追手町9-6

電話番号:054-221-3482

ファックス番号:054-221-3179

メール:gikai_giji@pref.shizuoka.lg.jp