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本会議会議録

答弁文書

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平成29年12月静岡県議会定例会

櫻町 宏毅 議員(ふじのくに県民クラブ)の 代表質問 に対する答弁

(質問日:12/06/2017番目)
答 弁 者警察本部長


○警察本部長(筋 伊知朗君) 新たな刑事司法制度への対応についてお答えいたします。
 初めに、取り調べの録音・録画の試行の状況についてであります。
 県警察におきましては、警察庁が示した取り調べの録音・録画の試行指針に従い平成二十一年四月から裁判員裁判対象事件について取り調べの録音・録画の試行を開始し、現在では知的障害、発達障害、精神障害等の障害を有する被疑者に係る事件におきましても同試行を行っております。
 また、刑事訴訟法等の一部を改正する法律により平成三十一年六月までに逮捕または勾留されている被疑者を裁判員裁判対象事件等について取り調べる場合には原則としてその全過程を録音・録画することを義務づける制度が施行されることを見据え、警察庁では昨年九月に新たな取り調べの録音・録画の試行指針を策定いたしました。この指針は取り調べの録音・録画制度の対象となる取り調べ及び弁解録取手続について原則としてその全過程を録音・録画することなどを内容としており、県警察では同年十月からこの指針に基づく新たな試行を実施しております。
 これまでの県警察における試行の実施状況につきましては、平成二十一年の試行開始から本年十月末までの間に裁判員裁判対象事件四百三十九事件、知的障害者等に係る事件百七十六事件において計四千二百十五回の録音・録画を実施しております。
 次に、取り調べの録音・録画制度の施行に向けた取り組みについてでありますが、平成三十一年六月までに実施される取り調べの録音・録画制度に適切に対応できるようさきに述べました新たな指針に基づき取り調べの録音・録画の試行に一層積極的に取り組むことなどにより捜査員の経験の蓄積及び技能向上に努めるほか、録音・録画装置の計画的な整備に努めるなど必要な準備を進めているところであります。
 県警察といたしましては、こうした取り組みを進め制度施行の際にいささかもそごが生じることのないよう万全を期してまいります。以上であります。

お問い合わせ

静岡県議会事務局議事課

静岡市葵区追手町9-6

電話番号:054-221-3482

ファックス番号:054-221-3179

メール:gikai_giji@pref.shizuoka.lg.jp