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平成30年6月静岡県議会定例会
山本 貴史 【 討論 】 発言日: 07/10/2018 会派名: ふじのくに県民クラブ |
○議長(渥美泰一君) 次に、十九番 山本貴史君。
(十九番 山本貴史君登壇 拍手)
○十九番(山本貴史君) ふじのくに県民クラブを代表して、六月議会に提出されました全ての議案に賛成の立場から、その理由と若干の意見を申し上げ賛成討論をいたします。
まず、第九十一号「平成三十年度静岡県一般会計補正予算」のうち、富士山静岡空港特定運営事業等県一部負担更新投資費負担金と第百六号公共施設等運営権の設定についてであります。
優先交渉権者に選定した三菱地所・東急電鉄グループからは、航空路線の充実や空港内サービス向上など空港活性化に向けた積極的な提案があり、利用者の倍増や県費負担の軽減により空港の価値を最大限に高め首都圏空港の一翼を担う日本の空の玄関口として、また県内経済の発展に大きく貢献できる社会資本として活力と魅力にあふれる空港となることが期待されるところです。なお運営権者の提案が確実に実施されるようモニタリングを実施するとともに、県としても空港の活性化に向けて運営権者はもとより県内経済界や市町、富士山静岡空港利用促進協議会などと連携して取り組まれるよう意見申し上げ賛成をいたします。
次に、第百二号から第百四号議案の環境衛生科学研究所関連の建築工事の請負契約についてであります。
環境衛生科学研究所は、静岡県の衛生研究所部門の最高機関としての機能を持ち難度の高い確定検査を行っております。また近年は創薬のための調査研究、多様化する感染症の迅速な検査などにも大きな期待が寄せられており、よりよい設備整備が求められるものであります。
今回の入札結果は、その高い水準をクリアしたものと認められるので賛成をするとともに移転新築を機会に環境衛生科学研究所の存在をアピールし、県民の安心・安全につながる施設としてさらに機能することを要望いたします。
次に、第百八号公の施設の指定管理者の指定についてでありますが、日本平山頂シンボル施設の運営管理に指定管理者制度を導入するに当たり、指定管理者の候補者であるASC日本平グループは日本平の価値を理解し、その価値を十分に生かした誘客促進が期待できるとともに指定管理者としての運営実績が豊富で安定的な管理運営が見込まれるところであります。
日本平山頂シンボル施設基本構想の基本方針にある、霊峰富士を仰ぐ場として美を重んじ周囲の絶景に調和した和を尊び品格のあるたたずまいを持った建物を維持する上で適切な指定管理者であると評価し賛成をいたします。以上、討論を終わります。(拍手)
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