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本会議会議録

答弁文書

開催別知事提案議員別代表質問一般質問検索用



令和元年12月静岡県議会定例会

廣田 直美 議員(ふじのくに県民クラブ)の 代表質問 に対する答弁

(質問日:01/28/2020番目)
答 弁 者副知事


○副知事(難波喬司君) 台風十九号の被害を踏まえた今後の災害対策についてのうち、治水対策のあり方についてお答えをいたします。
 県では、平成二十七年九月の鬼怒川や翌年の岩手県小本川における災害を契機に堤防などの施設では防ぎ切れない水災害は必ず発生するという認識に立ち、社会全体で支える水防災意識社会を再構築する取り組みを進めてまいりました。これまでに県内を八地域に分け大規模氾濫減災協議会を設置し、国や市町等との連携によるハード・ソフト一体となった対策を取り決めました。これに基づき昨年度からは国土強靱化のための三カ年緊急対策などを活用して河道掘削や樹木伐採を重点的に実施するなど減災対策に取り組んできたところです。
 このような中、国ではますます頻発化、激甚化する水害を受け有識者による技術検討会の検討を踏まえ、今後世界の平均気温が二度上昇することを前提とした降雨量の増加への対策につきまして速やかに検討を進め、全力を挙げて防災・減災対策に取り組むことになりました。
 県におきましても、国が行っている検討を注視しつつまずは台風十九号で浸水被害が発生した地区などを対象に早期に浸水被害の要因分析を先行的に進め、来年度末を目途に市町と連携をした効果的な対策を取りまとめ直ちに対策を講じてまいります。
 また、ハード対策といたしましては全国的に発生した堤防決壊による壊滅的な被害等を踏まえ効果がすぐに期待できる堤防補強対策や河道掘削等を速やかに実施してまいります。ソフト対策といたしましては、洪水ハザードマップの基礎資料となる洪水浸水想定区域を設定していない四百七十三の全ての県管理河川につきまして来年度末を目途に設定をしてまいります。
 県といたしましては、河川の早期改修とともに水災害リスクを考慮した土地利用など流域が一体となった総合的な治水対策に取り組むことにより安全で安心な地域づくりを進めてまいります。以上であります。

お問い合わせ

静岡県議会事務局議事課

静岡市葵区追手町9-6

電話番号:054-221-3482

ファックス番号:054-221-3179

メール:gikai_giji@pref.shizuoka.lg.jp