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本会議会議録

答弁文書

開催別知事提案議員別代表質問一般質問検索用



令和5年9月静岡県議会定例会

加藤 祐喜 議員(自民改革会議)の 一般質問 に対する答弁

(質問日:10/02/2023番目)
答 弁 者副知事


○副議長(鈴木澄美君) 森副知事。
○副知事(森 貴志君) 放課後児童クラブの体制の充実についてお答えいたします。
 共働き家庭等から児童を預かり放課後の安心な居場所を提供し遊びと生活を支援する放課後児童クラブは、次代を担う人材を地域で見守り育成する上で非常に重要であると考えております。
 これまで本県では、実施主体となる市町と共に新築や空き教室改修の施設整備によりまして県全体で放課後児童クラブの定員が約四万人まで増加してまいりました。
 一方で、共働き家庭の増加等により利用ニーズが年々定員の増加分以上の高まりを見せ令和五年度の待機児童数は六百六十一人といまだ解消には至っておりません。今後は公民館や児童館など既存の公共施設の活用や学校の特別教室の一時的利用など簡易な改修で場所を確保し、また柔軟な利用ができるよう市町に働きかけ、さらなる放課後児童クラブの定員の確保を図ってまいります。
 また、クラブ数の増加に伴いより多くの放課後児童支援員の確保が求められます。特に政令市における待機児童が全県の四割を占めていることから、本年度はこれまで県単独で実施してきた認定資格研修を政令市と共同で実施し、より多く受け入れられる研修会場を確保するなど研修ニーズへの的確な対応に努めております。
 今後は、オンラインを活用した市町単位でのサテライト研修を導入するなど利便性を向上させ受講者数の増加を図ることにより新たな人材育成に取り組んでまいります。
 さらに、近年は障害のある子供など特別な配慮が必要な児童の利用も増えております。これまでも臨床発達心理士をアドバイザーとしてクラブへの派遣を行い支援員の技術向上に努めてまいりましたが、本年度はこうしたアドバイザーによるケース対応を類型化し事例集を作成、配布するなど他のクラブへの普及にも努め県内全体の質の向上を図ってまいります。
 県といたしましては、引き続き市町と共に放課後児童クラブの待機児童対策に全力で取り組み本県の将来を担う子供が安心して放課後を過ごすことができる体制の充実を図ってまいります。以上であります。

お問い合わせ

静岡県議会事務局議事課

静岡市葵区追手町9-6

電話番号:054-221-3482

ファックス番号:054-221-3179

メール:gikai_giji@pref.shizuoka.lg.jp