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本会議会議録

答弁文書

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令和5年12月静岡県議会定例会

岩田 徹也 議員(自民改革会議)の 一般質問 に対する答弁

(質問日:12/07/2023番目)
答 弁 者教育長


○議長(中沢公彦君) 池上教育長。
○教育長(池上重弘君) 障害者支援についてのうち、小中学校における発達障害等の特性のある子供への支援の充実についてお答えいたします。
 近年、発達障害等の多様な特性のある子供たちは増加傾向にあります。こうした児童生徒の困難さに寄り添いながら全ての児童生徒にとって良好な学習環境を目指していくことがますます必要となってきております。
 学校現場では、これまで個々の児童生徒への支援計画を保護者との共通理解の下で策定し適切な支援ができるよう努めてまいりました。しかしながら社会的包摂というより広い視野で見れば、児童生徒の周囲にいる者が障害等の特性を多様性として理解することや子供同士が良好な人間関係を築く力を高めていくことが重要になると認識しております。このため地域の方々が参画する学校運営協議会や保護者を対象とした講話等を通じて学校に多様な子供がいる実態を共有し、発達障害等の特性について多くの人に知っていただく機会を創出してまいります。
 加えて、学校での円滑な関係構築のための手引書である人間関係づくりプログラムの改訂作業において自己理解、他者理解をより深める内容の充実を図り、子供たちが社会性を育むために自らの感情をコントロールするスキルの向上につなげてまいります。
 また、議員御指摘のとおり学校や教職員による支援の差を生まないことも今後の重要な課題であります。そのため全ての教職員が発達障害などに対する正しい理解を有し高い対応力を身につけられるよう取り組んでまいります。
 例えば、各学校に配置された特別支援教育コーディネーターの専門的知見を活用し校内研修などによって教職員の対応力の向上を図るほか、より多くの教員が特別支援学級で経験を積む人事異動や特別支援教育の理解を重視した管理職の登用を行ってまいります。
 県教育委員会といたしましては、こうした包摂的な教育を目指す理念の下での取組を加速し困難を抱える児童生徒も含め誰もが安心して学び過ごせる学校づくりを進めてまいります。以上であります。

お問い合わせ

静岡県議会事務局議事課

静岡市葵区追手町9-6

電話番号:054-221-3482

ファックス番号:054-221-3179

メール:gikai_giji@pref.shizuoka.lg.jp