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本会議会議録

答弁文書

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令和5年2月静岡県議会定例会

鳥澤 由克 議員(自民改革会議)の 一般質問 に対する答弁

(質問日:02/21/2023番目)
答 弁 者健康福祉部長


○健康福祉部長(八木敏裕君) 保育士の労働環境改善についてお答えいたします。
 近年子供や子育てを取り巻く環境の変化に伴い保育施設に求められる役割が多様化、複雑化し保育士の業務量が増すとともに、コロナ禍での遊具の消毒作業など保育の周辺業務の負担も増大しております。保育士が子供と向き合う時間を十分に確保していく上で、これら周辺業務を含む業務全般を見直していくことが課題であると認識しております。
 このため県では来年度から新たに、業務全般の効果的な見直しを図るため保育施設における業務量や仕事の流れを専門家が分析しICT機器や保育支援者の導入など施設に応じた業務効率化の手法を助言する巡回支援を実施いたします。加えてICT機器の導入や保育支援者の雇い上げの経費を助成することで保育記録の作成やヒヤリハット情報の職員間での共有による業務の円滑化を図るとともに、園外活動での見守り、送迎時の子供の確認などの一時的に人手を必要とする場面においても保育支援者を柔軟に配置し安全管理の徹底と保育士の負担軽減を進めてまいります。また施設において自主的に業務改善に取り組めるよう新たに他の施設の優良事例を共有するワークショップを開催してまいります。
 県といたしましては、保育の質の向上のため引き続き国へ配置基準の改善を働きかけていくとともに、今後も現場で働く方の視点に立ち一人一人の子供と向き合いゆとりを持って保育業務に専念できる環境の整備に取り組んでまいります。
 次に、県立看護専門学校の充実強化についてであります。
 県立看護専門学校は、看護師及び助産師の養成課程を備えた県内唯一の県立の看護学校として県内の看護人材養成の一翼を担っております。これまで助産学科の設置や様々な機関との連携による多様な実習機会の確保などを進めてまいりましたが、学生に選ばれる魅力ある学校づくりのためさらなる取組の強化が必要であると考えております。
 このため、教育環境の向上を目的に生徒一人一台のタブレット授業の環境を整備してまいります。来年度から二か年かけて授業の際の資料配付、レポート提出、小テストなどの学習環境の電子化を進め、さらに臨床に近い環境で教育を受けられるようコンピューター制御で患者の様々な症状を再現する実習用のモデル人形や教育用電子カルテも導入し学生にとって魅力の高い教育を行ってまいります。
 また学生確保につきましても、新型コロナウイルス感染症拡大防止のためウェブ開催としていたオープンキャンパスの実地での開催を来年度から再開するとともに高校の進路指導担当教諭への個別訪問も再開し、タブレット授業や最新設備の導入といった県立看護専門学校の新たな取組や魅力を含めて積極的に情報発信してまいります。
 県といたしましては、これらの取組により看護職を志す多くの学生を確保し東部地域をはじめとする医療機関で活躍する人材の養成に今後とも全力で取り組んでまいります。以上であります。

お問い合わせ

静岡県議会事務局議事課

静岡市葵区追手町9-6

電話番号:054-221-3482

ファックス番号:054-221-3179

メール:gikai_giji@pref.shizuoka.lg.jp