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本会議会議録

答弁文書

開催別知事提案議員別代表質問一般質問検索用



令和5年9月静岡県議会定例会

杉本 好重 議員(自民改革会議)の 代表質問 に対する答弁

(質問日:09/26/2023番目)
答 弁 者交通基盤部長


○議長(中沢公彦君) 勝又交通基盤部長。
○交通基盤部長(勝又泰宏君) 水災害への対応についてお答えいたします。
 近年の豪雨の激甚化、頻発化により全国で甚大な自然災害が発生していることから、県では国や市町をはじめ流域のあらゆる関係者が協働して治水対策に取り組む流域治水を進めております。このうち河川改修を加速させ生命財産の被害を防止、最小化することを目的とした国土強靱化計画による国の財政支援を受け、県において集中的に事前防災に取り組んでいるところであります。
 防災・減災、国土強靱化のための五か年加速化対策の予算を活用し、これまで馬込川をはじめとする八十九河川百二十七か所の河道拡幅を集中的に進めております。これにより河川改修の整備延長が加速化対策以前に比べ一・二倍に向上し流域自治体からも地域住民の不安払拭につながっていると評価されております。また国も強靱な国づくりをより計画的に進めるため国土強靱化基本法を今年六月に改正し国土強靱化実施中期計画を定めたことで減災対策をさらに強く推し進めることとしました。
 県といたしましては、引き続き治水対策の予算の確保に努め河川改修などを積極的に進めることにより水災害に強い地域づくりに努めてまいります。
 次に、大井川鉄道の今後の在り方の検討についてであります。
 大井川鉄道は地域住民に欠かせない公共交通機関として、また観光面においては県内外からの多くの交流人口を創出するなど地域に果たしてきた役割は非常に大きいものであると認識しております。
 県では、本年一月に鉄道事業者から災害復旧の支援等に関する要望書が提出されたことを受けて、三月に国や沿線市町、鉄道事業者などで構成する大井川鉄道本線沿線における公共交通のあり方検討会を設置し、不通区間の復旧や持続可能な公共交通の確保について検討することといたしました。検討するに当たって鉄道の利用状況等を確認するとともに、被災状況を把握するため鉄道技術に精通した鉄道建設・運輸施設整備支援機構などと連携して現地調査を実施してまいりました。調査の結果被害が三十九か所に及ぶことや一部のトンネルで老朽化が著しいことが判明し、現在鉄道事業者が復旧及び修繕にかかる詳細な費用を算出しているところであります。
 県といたしましては、地元の皆様の声を真摯に受け止め大井川鉄道が持つ観光資源としての重要性も考慮した上で検討会で年度内に取り得る方策をまとめ、関係者間で実現に向けた協議を進めてまいります。以上であります。

お問い合わせ

静岡県議会事務局議事課

静岡市葵区追手町9-6

電話番号:054-221-3482

ファックス番号:054-221-3179

メール:gikai_giji@pref.shizuoka.lg.jp