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本会議会議録

答弁文書

開催別知事提案議員別代表質問一般質問検索用



平成29年6月静岡県議会定例会

渡瀬 典幸 議員(自民改革会議)の 代表質問 に対する答弁

(質問日:07/18/2017番目)
答 弁 者副知事


○副知事(難波喬司君) 競争力のある農業の展開についてお答えをいたします。
 本県には、食材の宝庫とも言うべき三百三十九に及ぶ多品目、そして高品質な農芸品を生み出す農業生産力とともに全国有数のものづくり県を支える企業の高い技術開発力があります。県はこうした場の力を活用し本県農業に最先端の科学技術を取り入れるとともに、研究成果をビジネスにつなげることが重要です。そしてそのために産学官金、そして農業、食品、健康、この連携によりましてイノベーションを起こすアグリ・オープン・イノベーションプロジェクト――AOIプロジェクトを推進をしております。
 このプロジェクトの拠点となるAOI―PARCでは、県農林技術研究所を初め世界水準の知見を有する慶應義塾大学や理化学研究所等の研究機関相互の組織と組織の連携によりまして、機能性の高い品種開発や最適な栽培条件の探索など農業の生産性革新につながる研究開発に取り組んでまいります。
 さらに、新たに産学官金の協力を得て設立をした一般財団法人アグリオープンイノベーション機構は、法人名のとおりオープンイノベーションを推進するため県内外の多彩な企業や研究機関が参画するプラットホームAOIフォーラムを立ち上げ、研究開発成果の実用化、事業化につなげるビジネスマッチングを進め農業を基軸とした関連産業ビジネスの展開を支援をしてまいります。
 こうした取り組みによりまして、農業の生産性向上等はもとより農・食・健連携型の新たなアグリ関連ビジネス商品を創出し、本県農芸品のブランド力と付加価値をこれまで以上に高めてまいりたいと考えております。
 また、AOIプロジェクトの成果があらわれる期間についてですが、既に取り組んでおります農業情報科学を用いた篤農家の持つ熟練した栽培技術の学習システムや光計測技術を活用した病気苗の早期発見システムについては既に研究成果があらわれ始めております。数年のうちの実用化が可能と考えております。
 県といたしましては、農の現場と産学官金の幅広い連携のもと本プロジェクトを推進することによって農業の生産性の革新と競争力を強化するとともに、農業の従事者が農業をやってよかったと実感できるような農業の姿の実現に貢献をしてまいりたいと考えております。以上であります。

お問い合わせ

静岡県議会事務局議事課

静岡市葵区追手町9-6

電話番号:054-221-3482

ファックス番号:054-221-3179

メール:gikai_giji@pref.shizuoka.lg.jp