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本会議会議録

答弁文書

開催別知事提案議員別代表質問一般質問検索用



平成29年12月静岡県議会定例会

桜井 勝郎 議員(無所属)の 一般質問 に対する答弁

(質問日:12/07/2017番目)
答 弁 者副知事


○副知事(難波喬司君) 桜井議員にお答えをいたします。
 茶生産へのAI、IoT技術の導入についてであります。
 本県の茶業は、荒茶価格の低迷に伴う収益性の悪化や高齢化による担い手不足といった課題を抱えており、日本一の茶生産地の地位を堅持するためには議員御指摘のとおり生産コストの削減や茶園管理作業の省力化、軽労働化を進めることが重要であります。
 このため、県は中山間地の傾斜地茶園でも使用できる摘採機を開発して実用化しており、現在この技術をもとに茶園内を無人で自律走行するロボットの開発に着手をしております。またドローンで撮影した茶園の画像データを収集し病害虫被害や水分ストレス等の状況を診断する技術の開発を進めるなど、茶園管理の自動化、精密化に向けた技術開発に取り組んでおります。
 また、需要が拡大している抹茶の原料であるてん茶栽培におきましては新芽の生育状況を見きわめて適期に茶の木を被覆する必要があるため、撮影した茶園の画像により被覆適期を自動的に判断する技術の開発に取り組んでおります。
 今後、各茶園にカメラを設置しインターネット経由で画像を解析して点在する茶園の被覆作業を計画的、効率的に行うシステムの開発につなげてまいります。
 県では、本年九月に民間企業や茶業関係団体、市町などが参加して県農業ロボット研究会の中に茶業部会を発足させたところであり、この部会を中心に官民が一体となって先端技術を取り入れた研究開発を推進し生産性の向上を実現することで本県茶業の振興に努めてまいります。以上であります。

お問い合わせ

静岡県議会事務局議事課

静岡市葵区追手町9-6

電話番号:054-221-3482

ファックス番号:054-221-3179

メール:gikai_giji@pref.shizuoka.lg.jp