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令和4年2月静岡県議会定例会
教育長退任挨拶 【 報告事項等 】 発言日: 03/17/2022 会派名: |
○議長(宮沢正美君) しばらくそのままお待ちください。ここで、木苗教育長から挨拶がございます。木苗直秀君。
(教育長 木苗直秀君登壇)
○教育長(木苗直秀君) それでは、ただいま議長のお許しを頂きましたので一言御挨拶を申し上げます。
平成二十七年五月、臨時県議会におきまして静岡県教育長として選任されて以来二期六年と一年弱務めてまいりましたが、来る三月三十一日をもちまして職を辞することといたしました。任期途中の退任となり皆様方には大変御迷惑をおかけすることを深くおわび申し上げます。
私は昭和四十五年、現静岡県立大学、当時の静岡薬科大学に奉職して以来、平成二十七年三月に学長として退任するまでは大学で、また教育長となってからは私の信念である現場主義の下、移動教育委員会で小学校、中学校、高等学校、特別支援学校などに出向き現場の声を聞くとともに、市町教育委員会との意見交換を通して静岡県が一体となった教育の発展に努めてまいりました。特に力を注いだことは世界に目を向けながら地域社会の発展に貢献できる人材の育成であります。
モンゴルや中国との交流、平成二十八年四月に創設したふじのくにグローバル人材育成基金を活用した高校生の海外留学、地域住民が中心となって子供たちに学習機会を提供する静岡寺子屋など多くの施策の実施に際しましては、県議会の皆様方の多大なる御支援、御協力を頂きましたこと、深く感謝申し上げます。
在任期間中は県内でも数多くの国際的なイベントが行われましたが、やはり印象深いのは東京二〇二〇オリンピック・パラリンピックでの本県出身選手の活躍でありました。またコロナ禍のため制限が多い中ではありましたが、多くの若者がその精神や意義を学び世界を身近に感じてくれたものと思います。
これからも静岡県の若者たちが様々なことに挑戦し、大きな世界でまた身近な地域で自分らしく活躍してくれることを祈っております。
最後になりますが、改めまして静岡県の発展と皆様方の御健勝、御活躍を心からお祈り申し上げまして意は尽くせませんがお礼の言葉といたします。皆様本当にありがとうございました。(拍手)
○議長(宮沢正美君) 木苗教育長、大変御苦労さまでした。ありがとうございます。
以上で本日の予定は全て終了いたしました。
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