• 携帯電話向けページ
  • Other language
  • 文字サイズ・色合いの変更
  • 組織(部署)から探す
  • リンク集
  • サイトマップ
  • ホーム
  • くらし・環境
  • 健康・福祉
  • 教育・文化
  • 産業・雇用
  • 交流・まちづくり
  • 県政情報

ホーム > 静岡県議会 > 本会議会議録 > 答弁文書

ここから本文です。

本会議会議録

答弁文書

開催別知事提案議員別代表質問一般質問検索用



平成29年12月静岡県議会定例会

藤曲 敬宏 議員(自民改革会議)の 代表質問 に対する答弁

(質問日:12/06/2017番目)
答 弁 者警察本部長


○警察本部長(筋 伊知朗君) インターネット社会の抱える諸問題についてのうち、子供の性被害根絶に向けた取り組みについてお答えいたします。
 まず、本県における子供の性的搾取の現状についてであります。
 本年十月末現在、児童買春や児童ポルノの製造を初めとする性的搾取の被害に遭った児童は五十四人で前年同期に比べ十一人の増加となっております。このうち児童ポルノに関する事件の被害児童は二十四人で前年同期の十三人から大幅に増加しており、自分の裸体を自画撮りし画像をメールなどで他人に送ってしまった被害児童は九人に上っています。また性的搾取の被害に遭った児童の約六割がインターネットのコミュニティーサイトにアクセスして被害に遭っており、その手段はスマートフォンが約八割を占めております。
 スマートフォンの急速な普及に伴い、このように子供がインターネットの利用に起因して性的搾取の被害に遭うケースが増加しているほか、JKビジネスと呼ばれる子供の性に着目した新たな営業が出現するなど子供の性被害をめぐる情勢は深刻な状況にあるものと認識しております。
 次に、子供の性被害の根絶を図るための取り組みについてであります。
 以上のような情勢を踏まえ、県警察では本年十月に子供の性被害根絶プログラムを策定し子供の性的搾取等に係る取り締まりの推進、被害児童の早期発見と支援、啓発活動の推進などの取り組みを強化しているところです。具体的にはあらゆる警察活動において情報の収集に努め、児童ポルノ事犯などの子供の性被害に係る事犯に対する取り締まりを徹底しております。またインターネットに不適切な書き込みを行った児童をサイバーパトロールによって発見し接触の上直接注意、助言するサイバー補導に努めているほか教育委員会を初めとする関係機関・団体と連携して学校での非行・被害防止教室や保護者に対する啓発活動などを強化しているところであります。
 県警察といたしましては、今後もこうした取り組みを強化し子供の性被害の根絶を目指してまいります。以上であります。

お問い合わせ

静岡県議会事務局議事課

静岡市葵区追手町9-6

電話番号:054-221-3482

ファックス番号:054-221-3179

メール:gikai_giji@pref.shizuoka.lg.jp