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本会議会議録

答弁文書

開催別知事提案議員別代表質問一般質問検索用



平成29年12月静岡県議会定例会

坪内 秀樹 議員(自民改革会議)の 一般質問 に対する答弁

(質問日:12/08/2017番目)
答 弁 者知事


○知事(川勝平太君) 坪内議員におかれましては、さきの補欠選挙で御当選されまして遅まきながらお祝いを申し上げます。おめでとうございました。
 質問にお答えいたします。
 中小企業、小規模企業に対する支援策についてであります。
 県内に企業の数は十二万七千余りありますけれども、そのうち大企業はわずか二百三社にすぎません。残り全てが中小企業、小規模企業であります。割合にすれば九九・八%というところであります。それゆえ県民の豊かな暮らしを支える産業あるいは雇用を支える重要な役割を担っているのが中小企業、小規模企業であるということでございます。それゆえ県民の豊かな暮らしを実現していくためには中小企業、小規模企業が活発に活動を続け経済が持続的に発展していくことが極めて重要であるという認識を持っております。
 このため、県では昨年十二月に中小企業・小規模企業振興基本条例を制定いたしました。小規模企業の経営力向上を支援する助成制度を創設するなど、中小企業、小規模企業の振興策を図っているところであります。景気が緩やかな拡大傾向を示し企業の投資意欲が高まる中、この動きを確かなものとするため、九月補正予算におきまして新たな取り組みにチャレンジする中小企業への補助金や企業が抱える課題解決を支援する専門人材の派遣にかかわる経費を大幅に増額いたしました。支援の充実を図っているところであります。
 具体的に申し上げますと、需要の低い時期のメロン果汁を利用したシロップの商品化への助成、次世代ロケット向けバルブ加工技術の受注機会の獲得に向けた支援、あるいは新商品のパッケージデザインを検討する企業へのデザイナーによる助言などなどであります。
 議員の地元のファルマバレープロジェクトにつきましては、中核支援機関であるファルマバレーセンターが医療機関のニーズと中小企業の持つ技術力とをつなげることで新製品開発の支援などを行っております。既に四十三の地域企業が新たに医療機器産業への参入を果たしております。ちなみに医療機器の本県における産出額は日本一であります。
 また、魅力と個性にすぐれた商店の表彰やデザインを活用した商品の新たな付加価値づくりへの支援などにより地域経済の活力と魅力の向上にも取り組んでおります。さらに農業者等による六次産業化の取り組みにつきましても、県内十二カ所の六次産業化サポートセンターを中核にいたしまして相談から事業化に至るまで一貫した支援を実施しているところであります。
 こうした取り組みを一層推進いたしまして、夢や希望を描ける魅力のある事業の創出を支援することで地域の経済や雇用を支える企業の活力が最大限発揮されるよう市町や商工団体、産業振興財団などとの連携を強化し中小企業、小規模企業の振興に取り組んでまいります。以上でございます。

お問い合わせ

静岡県議会事務局議事課

静岡市葵区追手町9-6

電話番号:054-221-3482

ファックス番号:054-221-3179

メール:gikai_giji@pref.shizuoka.lg.jp